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龍寿司 寿司折詰 [仕出し弁当]

 職場の先輩より差し入れをいただく。豪勢に寿司の出前を取ったとのことで御裾分けに預かれた。
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 何処の寿司です?と聞くと龍寿司だと。国道361号線沿いにある店舗で前を何回か通ったことがある。入船交差点から天竜川を渡って東進し、セブンイレブンの隣に店舗がある。
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 蓋が透明なので中身が見えているが早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 何か随分奮発してあるように思う。
 雲丹、イクラ、数の子、中トロ、ズワイガニ、鮪赤身、生牡丹海老、巻物は鉄火巻き。高級ネタで構成された寿司は喰べ応え十分。

店舗情報
住所: 長野県伊那市日影66-2
TEL: 0265-78-5500
営業時間:不明
定休日: 不明

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※ 

タグ:伊那市

割烹 桃山 仕出し弁当 [仕出し弁当]

 今日の御弁当は松本市の割烹 桃山。
 かつて松本市にいたときに何回か摂取した覚えあり。久し振りの御対面。
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 早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 ほぼ和風の御弁当だ。
 いつものように左上から見ていきましょう。
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 夕顔(冬瓜)、茄子、舞茸、海老、生麩、大根、湯葉、南瓜の炊いたん。湯葉は焼き色が付けられている。
 出汁の味を抑えて素材の味を活かした薄味の味付。
 そういえば生麩は最近上伊那のスーパーでも常備されるようになっている。
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 上段中は粗く卸した山芋の饅頭。三つ葉、紫シメジ、莢隠元があしらわれている。餡は出汁を利かせてあり御隣の炊いたんと趣を変えてあった。
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 割ってみるとぜんまい、人参、椎茸などが具として封入されていた。
 下は香の物。
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 上段右は焼き物類。右上から時計回りに茄子の素上げ、山芋の素上げ、鰤の照り焼き。薩摩芋のレモン煮、干し杏、山桃を煮たやつ。鰻の押し寿司。伽羅蕗。真ん中の枝豆の下には鱚の黄金焼。
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 下段に移ろう。右下は天麩羅とデザート。
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 天麩羅は茄子、ズッキーニ、オクラ、莢豌豆、玉蜀黍と枝豆のつまみ揚げ。軽く塩が振りかけられていた。
 フルーツは苺、桜桃、キウイフルーツ、パイナップル、オレンジ。
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 桃山の御弁当には刺身の小鉢が付くことが多い。
 今回は鮪の赤身と帆立貝柱。
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 御飯は玉蜀黍の混ぜ御飯。
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 全体的に京風の味付で薄目の味付。
 自分はかつて京にほんの少しだけ滞在(注1)していたため、京風の味付の方が舌に合うね。

(注1)世間一般では修学旅行と呼称される場合がある。滞在時間より密度を重視すべきである。

店舗情報
住所: 長野県松本市大村142番地
TEL: 0263-46-1088
営業時間:
定休日:
店のホームページ
http://www.momo-yama.info/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:松本市

桂山 仕出し弁当(2011年 秋バージョン) [仕出し弁当]

 今日のお弁当は桂山。
 御弁当に釣られて某所に潜入、数多の困難を乗り越え捕獲してきた。
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 今回は御飯の部分が別容器で添えられており、初めて見るパターンだ。
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 早速、あけてみましょう。パカッ、いやーん。
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 保冷剤の載せられた区画は2個。
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 いつもの如く左上から見ていきましょう。
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 里芋、茄子、南瓜、海老、紅葉麩、莢隠元の炊いたん。いつもは餡に浸かっているのだが、今日は鱧の焼き物が入っているためかオフ。
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 上段中は御造り。鮪赤身、甘海老、真鯛。
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 上段右は天麩羅。大葉(紫蘇)、茄子、甘鯛(ぐじ)、薩摩芋の天麩羅。焼き塩をふりかけいただく。
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 下段左は厚焼き卵と魚の焼き物。桂山の厚焼き卵は関西風の甘くないタイプ。焼き魚は幽庵寺焼。
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 栗の渋皮煮と蓮根の梅酢漬け。九条葱とぬた(酢味噌和え)。
 下段中は和牛ステーキ。このおかずは初めてかも。
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 タタキ風の調理で香味野菜を和えた和風ソースでいただく。肉jはレアに近い仕上がり。
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 付け合せはトマト、ブロッコリー、茄子。
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 下段右は河豚の唐揚げ。獅子唐が添えられている。すだちを絞っていただく。
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 御飯はしめじの炊き込みご飯。香の物は胡瓜の浅漬けと梅干。
 量、おかず共に十分と云うか、喰べ過ぎ。

店舗情報
住所:長野県伊那市坂下3201-1
TEL: 0265-98-9313‎
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜23:30
定休日:月曜日
店のホームページ
http://www.just.st/?in=310606

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市

仏蘭西割烹わたすげ 仕出し弁当(Version 3) [仕出し弁当]

 今日の御弁当は仏蘭西割烹わたすげの仕出し弁当。またまた知人よりいただく。
信州まつもと空港近くに店舗があるみたいだが、何度か近くを通るものの未だに実店舗の位置が良く判らぬ。
 「お箸でフランス料理を」がコンセプトの気取らないフレンチの店のようだ。
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 早速開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 添えられているメニュー書きに沿って見ていきましょう。
 以前と同様に料理の解説を添えるので一緒に俄かフランス料理通を気取ってみましょう。
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 先ず左上から。「サーロインステーキ」 ロティ(rôti)(英語でいうところのソティー)、フライドポテト(Pommes frites)添え。和風のグレヴィーソース仕立て。いつもはミディアムくらいの火加減だが、ユッケが問題になったあとのためかウエルダンの火通し。でも柔らかくジューシー。
 唐揚げみたいなのは「穴子のベニエ(beignet)」フリッターのような衣で揚げてある。白身魚が用いられることが多い。上にはフレッシュトマトのソースがかけられている。
 下は「信州サーモンの照焼」。醤油ベースで味付されており完全に和食。
 信州サーモンはニジマスとブラウントラウトを掛け合わせた品種で生喰や焼き物など多くのシーンで食卓に供されることを期待されている。虹鱒よりも肉質がキメ細かく肉厚なのが特徴とされる。
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 右上のコーナーに移ろう。左下は海老のカクテルで才巻(車海老の小振りなもの)をボイルしてやや酸っぱいトマトベースのソースと和えてある。
 お隣は 「信州鶏のインペリヤル(Imperial)」インペリヤルはマヨネーズをベースにトマト、スパイスを加えたソースを使用した料理で帝国ホテルの得意料理の一つだ。帆立貝や牡蠣等の料理で良く見掛ける。今日のはちょっとカレー粉の風味がした。あとはサラダ。
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 右下のコーナー。アルミホイルで包まれているのは「真鯛のパピヨット(Papillotes)」。パピヨットは紙やアルミホイルで包んだ蒸し焼きを指す。
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 真鯛と椎茸、柚子が使用されており冷めてはいても封を開けると柚子の香りが漂う。
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 右下左は「黒豚ロースのコルドンブル(Cordon bleu)」。コルドンブルは肉にチーズ、ハム等を詰めて焼いた物を指す。チーズを豚肉で巻いたフライでドゥミグラスソースがかかっている。コルドンブル(コルドンブルー)は英語ではブルーリボンに相当し、元は位の高い勲章に付けられていたリボンに因んでいる。転じて料理上手の人や前述の調理法も指すようになった。今回のものはちょっと小振り。
 右下右は「挽肉のグラチネ(gratiner)」。挽肉を丸めたもの(メダリオン)の上にグラタンが載せられている。
 皆さん御存知のグラタン(gratin)は焼き料理の上にできた褐色の皮膜を指すようでgratinerはこのgratinを生じさせるための調理法を指している。
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 左下は蕗ご飯。蕗が炊き込まれており、仄かな蕗のほろ苦さを楽しめる。

 わたすげの仕出し弁当には更にサンドウィッチとガトーサービスが付く。
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 サンドウィッチのフィリングはツナと卵。
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 ガトーはチョコのミニロールケーキ。。

 これでフランス語のメニューを見ても少しはあたりが付くようになったかも。是非フレンチレストランへ乗り込んで成果を披露されたし。
 いきなり高速道路の教習ではなく自動車学校での実技に見立ててコンビニエンスストアの海苔弁当や幕の内弁当(最近はどちらも結構おかずの種類が多いですね)でちょっと練習しておく方がいいかも知れない。

店舗情報
住所:長野県松本市笹賀3027-10
TEL: 0263-57-8873
営業時間: 11:30~14:00, 17:30~21:00
(完全予約制)
定休日: 月曜日
店のホームページ:
http://www.go.tvm.ne.jp/~watasuge/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:松本市

呉竹鮨  寿司折詰 & おまけ [仕出し弁当]

 今日の御弁当は久し振りに呉竹鮨の寿司折詰。伊那市の人気鮨店の一つで広域農道沿いに店舗がある。
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 早速開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 鮨折詰は色とりどりで綺麗だねぇ。蓋にネタがくっつかないように葉欄(ばらん)が載せてあった。関係ないけどシュウマイは蓋をあけると必ず1個か2個は蓋にくっついてしまっているよね。
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 さて、ネタを見ていきましょう。
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 厚焼き玉子は甘目の味わい。人気の穴子はふっくらと炊けている。イクラの軍艦、雲丹と白海老の軍艦。白海老は富山名産で天麩羅も良いのだが、刺身にすると身がネットリと甘く美味。雲丹の味に決して負けていない。
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 鮪赤身のヅケ。表面は湯霜(熱湯等で表面のみ加熱する技法)仕上げにしてある。真鯛、中トロ。
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 蒸し海老、巻物は鉄火巻きと河童巻き。
 ちょっと量が少ないのだけが残念だ。というわけで蕎麦も一緒に摂取。
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 セブンイレブンの冷たい蕎麦は結構美味しいと思う。たまたま節分バージョンになっていた。そうです。また季節感無視です。
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 豆しばとコラボレーションした炒り豆が一緒に封入されている。
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 つるつると摂取。写真を撮り忘れたが豆は20個位入っていた。年の数だけ喰べるべきところだろうがちょっと足りぬ。
 今回は入手しなかったが恵方巻もこの時期には必ず売られるようになっている。この地域で関西のやり方(その年に定められた方角を向いて黙って丸毎摂取)を遵守している人はどの位いるのか不明。ネタ目的にフランセ板屋のエスプリ・ド・エクレールを丸毎一本喰いしても良かったかな?
 
店舗情報
住所: 長野県上伊那郡南箕輪村南原9792-4
TEL: 0265-73-3248 ‎
営業時間:11:00~14:00, 17:00~23:00
定休日:月曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:南箕輪村

中信会館 龍胆 仕出し弁当(2011年冬) [仕出し弁当]

 今日の御弁当は中信会館 龍胆。塩尻市の中華料理の店舗の御弁当だ。
 今回はいつもと趣向が異なり幹事曰く、和風と中華の2種類があるよ、と。職場はオッサンが多いので俺、和風ー!!とかの声が多く聞こえるが、若い人も私、和風がいいとか云っている。
 和風人気やね。
 取り敢えず一つ確保してきた。
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 剥き剥き。外観には目印なし。
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 早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 自分のは和風でした。
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 いつものように左上から見て行きましょう。
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 天麩羅は海老と烏賊、薩摩芋。附属の抹茶塩で戴く。厚焼き玉子は甘目の味付。
 ひじきの煮付けとデザートのオレンジ。天麩羅の下に鶏の照り焼きが潜んでいた。
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 上段中は酢の物。
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 胡瓜、若布、錦糸卵、塩丸烏賊(烏賊を丸毎塩漬けにしたものを戻して使う)。
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 上段右の御造りは鮪赤身、サーモン、甘海老(最近北陸では南蛮海老と呼ぶんだね)。
 下段右に移ろう。鯖と牛蒡の旨煮。
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 紅生姜が添えられている。お隣は白菜の浅漬けとぜんまいの煮物。
 オッサン(もとへ、ナイスミドル)になってきたせいかこういう煮物はしみじみと美味しいと思う。
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 御飯は筍の炊き込みご飯。

 さて、たまたま目の前に居た若僧(新人君)に弁当見せてみ、と云うと彼奴のは折り良く中華弁当。
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 如何にも腹の減っていそうな顔をしているが、半ば強引に取り上げて撮影。
 ちょっとくらい待ちなはれ。
 こちらも左上から見てみましょう。
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 春巻き、蟹爪フライ、胡麻団子、珍珠丸子(肉団子の餅米蒸し)、焼売(しゅうまい)、サモサ風の揚げ饅頭、デザートのオレンジ。 
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 上段中はサーモンの甘酢漬け。
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 上段右は海老のチリソース炒め。前に喰べたが適度な辛さで好みの味付け。
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 下段右は青椒肉絲。これも以前喰べたが美味しかった。
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 下段中は生春巻き。中華ドレッシングが附属するのでかけていただく。
 具は蒸し海老、蒸し鶏、胡瓜、水菜が巻かれている。
 香の物は搾菜(ザーサイ)。搾菜も好きな惣菜の一つ。セブンイレブンで売っているのが最近のお気に入り。
 因みに搾菜の正体は御存知?搾菜は茸の一種だ。
 寒い地方の風の強い切り立った崖の様な地形でしか生育できないので採取にはかなりの危険を伴う。
 採取には特別な訓練を受けた専門家(マイスター)が命懸けで当たる。
 この際に毎年何百人もが命を落としており、我々がこうやって喰べられることを感謝しなければ.....................オイ、若僧、そんなに簡単に信じちゃいかんよ。
 搾菜はアブラナの一種カラシナの変種で肥大した茎がスライスされ搾菜の原料となる。塩漬けにされた茎を戻して炒めて味付した物が正体。
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 御飯はゆかり御飯。自分だとエビチリのソースをまぶして喰べたいので白い御飯が良かったかな。

店舗情報
住所: 長野県塩尻市大門一番町8-17
TEL: 0263-52-2340
営業時間:11:00~22:30
定休日:元旦

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:塩尻市

Steak Restaurant Dis-Moi  仕出し弁当(別version) [仕出し弁当]

 今日のお弁当は茅野市のSteak Restaurant Dis-Moi(ディ・モア)。お裾分けをいただいた。
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 包み紙のポエムは健在。豆腐店の名前がデカデカと書かれており知らないと店名と間違えかねないところだ。
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 紙ナプキンが附属、箸にも焼印が押されており小物にも気配りがされている。
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 早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 いつものように左上のブロックから見て行こう。車海老のフライが存在感を放つ。自家製のタルタルソースがッ掛けられている。左下は穴子のヴェニエ(フリッター)、右下は真鯛の焼き物。付け合せのミニトマトは皮が湯剥きされており鬼灯の実をあしらった形になっている。クレソン添え。
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 右上段は蛸、鮪赤身のカルパッチョ風。
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 右中段に移ろう。人参の素揚げが彩りを添える。左端は牛肉の煮込みでホロッと崩れる柔らかい仕上がり。
真ん中はポークステーキ。バジル等を用いたソースでいただく。右はチキンの香草焼。
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 左下段の左は牛赤身肉を佃煮風に仕上げてある。味付は薄目。左は牛サーロインのステーキ、ミディアムレア程度の火の通し具合。下に伽羅蕗が添えてあった。
 御飯は半合弱。肉料理がメインだが調理法を変えて多くのおかずが盛り込まれており手が込んでいるお弁当だ。
 おかずは味の濃い目のものと薄目の物を組み合わせてあるので単調にならずに最後まで美味しくいただけた。

 ふと、同僚の弁当の包み紙を見ると自分のとバージョンが違っていた。
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 毎回ポエムとイラストの内容が異なっているがこれって公募でもしているのかなぁ?

店舗情報
住所: 長野県茅野市本町東17-27
TEL: 0266-73-5419
営業時間:11:30~21:00
定休日:木曜(祝日の場合は振替休あり、ゴールデンウイーク、1月中旬に1週間休)
店のホームページ
http://suwa-net.com/dis-moi/index.html

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:茅野市

信州INAセミナーハウスEAST ARENA 仕出し弁当(PG-18相当) [仕出し弁当]

 信州INAセミナーハウスEAST ARENAで開催された講習会に参加。
 夜遅目の開催なので夕喰付き。Internet回線を通じて講習を受ける。
 参加者に弁当が配られ、モチャモチャ喰べながらでも持ち帰って後で楽しんでもどちらでもOK。
 自分はもちろん持ち帰ってじっくり家で検分することとした。喰べるのに夢中になっちゃうしね。
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 外観はこんな感じ。
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 早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 結構カラフル。
 左上から見て行きましょう。
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 牛肉、シメジ、パプリカのオイスターソース炒め。やや甘辛の味付。
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 上段真ん中は炊き合わせ。桜の花びらを模した人参、莢豌豆、椎茸、茄子、有頭海老、信太巻き、豚の角煮。下には海草が敷かれ、上には木の芽(山椒の若芽)があしらわれている。
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 信太巻きは御存知の方もおられようが油揚げを使った巻物のことだ。
 由来を紐解くと平安の世まで話は遡る。
 信太(信田とも)の森に住んでいた狐が自分を狩人(あずさ2号の方ではありませんよ)から救ってくれた男に恩返しをしにくる。男は狐を助けるときに怪我しちゃったんだね。
 狐は美しい女性(にょしょう)に変化しその男との間に子(有名な陰陽師の安倍晴明)を設け暫くの間幸せに過ごすのだが、いつしか正体がばれ泣く泣く信太の森へと去っていく。
 この悲恋は浄瑠璃の演目「葛の葉」としても広く知られています。
 油揚げは狐の好物だから或いは色合いを狐の体色に見立てて信太の名を冠するようになったと云う。
 竜田揚げにも以前紹介したが風流な語源があり和喰の名前は調べてみると面白いね。
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 右上のメインは豚の角煮(さっきもあった気がするが....)、手前は白身魚の練り物、奥には子持ち昆布。
 脇に何故か蝗の佃煮。ちょっと意表を突かれた。
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 この弁当は箸休めというか香の物的なものが見当たらないのでこれがその役割を担わされているようだ。
 一緒に参加した同僚は薄暗がりの中でモチャモチャ喰べながら講習を受けていたが、横目で見ていると途中でうッ、とか小さく叫んだ後に暫く固まっていた。
 何しとんねん?と思ったのだがその理由がこれだったんだね。
 この同僚は県外出身者で翌日蝗喰べれた?と聞くと残しちゃいました、と。

 左下に移りましょう。
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 春巻き、鶏の唐揚げ、茹でキャベツともやしの胡麻風味ドレッシング和え、苺。春巻きは海老、筍、葱などが具材。
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 下段真ん中はタラバガニの焼き物、金目鯛の煮付け。蕨の炊いたん。
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 右下はミニ海鮮丼仕立て。御飯は酢飯。
 サーモン、厚焼き卵、烏賊、帆立貝柱鮪赤身、中トロ、平目。
 結構豪華な御弁当でした。

 上記の同僚と弁当の組み合わせで一つ思い出した。
 この同僚は30歳代独身で以前にもちょっとこのブログで触れたことがある。
 真面目と云うか融通が利かないというか、精神的には幕末から明治時代位の日本男児のようなキャラクターを持っている。
 この同僚が現在の営業所に配属されて2-3日の時点で昼喰時に突然呼び出された。
 前の営業所の時に新人で彼が配属され一緒だったので元々面識があるものの用件に予想が付かぬ。
 いきなり殴られたりしないよな? 特に身に覚えはないしなぁ、などと思いつつ赴く。
 何の用かと思ったら「弁当を作ったので是非見てくれ」と。(これは見せるだけで作ってきてくれたとかそういう話ではないです)。
 パカッ、いやー......................ん?ん?
 蓋を開けられた弁当の中身は御飯のみで上に少しふりかけがかけられていた。
 .................................................
 ??????、何故、これをわざわざ見せたいのかサッパリ不明。
 ふりかけもスーパーで良くみかけるエントリークラスのもので高級なものには見えないし.............................。
 「御飯をちゃんと炊いたことを評価してください!!!」
 エッ?エッ?それだけ?

 この同僚に関してはまだまだネタが尽きないのだが、自分の正体バレを引き起こしかねない内容のものが多く紹介できないのがつくづく残念だ。
 今の自分の勤務態度だといつ馘首になっても不思議では無いのでそうなったら披露できるかもね。
 
タグ:伊那市

桂山 仕出し弁当(2011年版) [仕出し弁当]

 今日のお弁当は桂山。2011年初めての桂山の弁当。未だに実店舗には行けていない。オーナーと御友達の方を発見したので、そのうち伝手を辿って乗り込んでみたい。越後屋と奉行ゴッコを是非やらねば(これが連れて行って貰えない原因、御暇だったら前回の記事も見てやってください)。
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 さて、御弁当の外観はこんな感じ。包装が何故かカラーコピーになっている。印刷してあった在庫が切れたのか?まぁ中身には関係ないけど。
 開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 刺身の上ににはきちんと保冷パックが載せられている。
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 炊いたん(炊き合わせ)。飛竜頭(雁擬)、海老、鱈子、春らしく菜の花、筍、桜の花を象った生麩。京風の上品な味付けでいつも美味しいねぇ。
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 御造り。甘海老、鮪赤身、真鯛。醤油はきちんと紫(煮切り醤油)を使用。山葵は本山葵、勿体無いので全部喰べるが刺激で鼻水を噴きそうになった。
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 天麩羅。鯛、紫蘇(大葉)、薩摩芋、茄子。添付の焼き塩でいただく。
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 出汁巻き玉子。京風の味付けで砂糖は控え目。鰤の照り焼き。はじかみ(茎生姜)添え、干し杏。
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 鳥の唐揚げとサラダ。
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 御飯は瓢箪型に成型。香の物は野沢菜と梅干。
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 やっぱり店舗に行ってみたいね。腰元役は何とか探します。

店舗情報
住所:長野県伊那市坂下3201-1
TEL: 0265-98-9313‎
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜23:30
定休日:月曜日
店のホームページ
http://www.just.st/?in=310606

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市

日本料理嵯峨野 青嶺の膳(仕出し弁当) [仕出し弁当]

 今日のお弁当は嵯峨野。松本市の松本城近くにある割烹、懐石料理の店。たまたま仕出し弁当を入手できたので紹介。
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 早速開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 色とりどりの華やかなお弁当だ。
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 先ずは左上の御造り。真鯛、鮪赤身、紋甲烏賊。あしらいは食用菊、水菜、海苔、芹、蕪。鮪の上には山芋の刻んだのが載せられていた。真鯛の間には酢橘が挟んである。
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 上段真ん中は薩摩芋のレモン風味煮。なめこ卸し。香の物。
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 右上は厚焼き卵、鱒の焼き物、イクラ、鰊の昆布巻、蕪の漬物、揚げ物は白身魚のすり身。
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 左下は炊き合わせ。大根、人参、椎茸、莢隠元、飛竜頭(雁もどき)。餡は出汁が利いており程良い甘さ。弁当用にトロミを強くしてある。
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 御飯は上にジャコが添えられている。ボリュームもしっかりあり喰べ応えのあるお弁当だった。

店舗情報
住所: 長野県松本市大手4-9-3
TEL: 0263-35-6002
営業時間:11:30~13:30、17:00~21:30
定休日: 不定休

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

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