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おやきを喰べよう appendix [風景など]

 なかなかにディープなロケーションにある上水内郡小川村のおやき村。
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 店舗前におやき神社の表示があるのに気付いた。
 店員に聞くと歩いて6-7分だそう(車でも途中まで行けて広い駐車場がある)。
 折角なので腹ごなしに行って見ましょう。
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 傾斜の緩い坂を少し上ってゆくと展望台への表示がある。
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 当然寄り道、木の足場を登っていくこと数分。
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 展望台に出た。ベンチが用意されている。
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 小川村が眼下に見渡せる。秋の色付いた木々が美しい。
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 展望台から反対方向に下るとおやき神社方面に出た。この一体は行者大蒜と山草のコシアブラの栽培実験地にもなっているらしい。
 おやき神社の入り口には立派な鳥居が鎮座していた。
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 本殿へ行くにははちょっとした坂になっている。
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 落ち葉が沢山積もっていてちょっと滑る。慎重に登っていく。
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 登りきると本殿があった。
 お参りを済ませて来た道を戻る。
 おやき村からの帰り道、地蜂の養殖の看板があったし色々と取り組んでいるねぇ。
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おやきを喰べよう (第3回) [みやげもの]

 今回はまたまた上水内郡小川村にやって来た。
 以前も触れたが小川村はおやきの里として町興しに取り組んでいる。
 道の駅おがわを出て通称オリンピック道路を長野方面に少し進むとおやき村と書かれた看板が見える。
 丁字路を左折し橋を渡るとおやき村の入り口だ。
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 案内に従い左折するといきなり道が狭くなる。
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 ?と思う人が多いのか「この道で正しいです おやき村」と書かれた看板が立てられていますよ。
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 すれ違い不可能な箇所の多い道を登っていく。
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 ところどころに案内表示があるので迷う心配は無いだろう。
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 入り口から数分でおやき村に到着。
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 建物脇などに駐車スペースがある。
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 少し先には少し広い駐車場があるが、店舗までちょっと歩く羽目になるので御年配の方と一緒の時は先に降ろしてあげましょうね。
 靴を脱いで店内に侵入。
 売店と飲食スペースがあり手打ち蕎麦の実演中。
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 手打ち蕎麦も売りの一つでおやきとのセット喰も用意されている。
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 奥におやきを焼いて喰べられるところがあるよ、と云われ回廊を進んで行くと山小屋風の部屋に行き着いた。
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 大きな囲炉裏があり先客が周りに座っておやきをパクついていた(写真は客が退出してから撮影)。
 本日のおやきはうの花(おから)としめじの2種(1個170円、2012年11月現在)。
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 焙烙(平たい金属製の鍋)で表面を焼き固め、いろりの火で更にじっくりと火を通す。
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 以前は灰に埋めていたが、勝家おやき店でも触れた保健所の指導で現在はこのスタイルで焼いているそうだ。 
 おやきの里ではこの焼き方で焼いたおやきを縄文おやきと呼んでいる。
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 サービスで野菜たっぷりの味噌汁がいただけるのでしっかり貰う。
 おやきは持ち帰りもできるが折角なので囲炉裏端でいただきましょう。
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 皮は表面がパリパリした喰感で中は少しホクホクした感じ。
 焼き立ては熱々なので火傷しないよう注意していただく。
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 おからは特有の優しい甘さがいい感じだ。
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 しめじはキャベツと一緒になっておりやや濃い目の味付。
 ハフハフと摂取。
 女性なら3個も喰べれば結構お腹いっぱいになるのではないかと思う。
 ここは元々は蔵だったところを改装したそうで、wikipediaのおやきの項の写真で使用されている部屋だ。
 喰べながらちょっと女将さんとお喋り。
 本州のHESOにも前に行ったんだけどこっちの道の方がよっぽど難易度高いですよね、というと笑う。
 道を広くして観光バスとか来るようになるとお客さん捌ききれないから今くらいが丁度良いんだよねぇと。
 
 焼き立てのおやきをいただいた後は売店を覗く。
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 3個入りと6個入りのおやきが冷凍の状態で売られている。
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 あずき、野沢菜、しめじ野菜、ひじき、にら、野菜ミックス、うの花、じゃが芋コーン、きんぴら、ピリ辛なす、大根、りんご、チーズと種類が豊富。
 目移りするが全部買う訳にもいかんので比較的珍しいりんご、チーズを捕獲。
 ひじきときんぴらは生地が餅タイプで種類が違うそうなのでひじきを併せて捕獲して帰路についた。
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 帰り道も細い山道で随所に気をつけてね、との趣旨の看板が立てられている。  
 そのおかげか無事に幹線道路まで戻れました。
 雰囲気も面白く、信州の山里気分も味わえるスポットだった。
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日清ラ王 袋麺屋 醤油味 & 味噌味 [ラーメン]

 平日の東京出張。
 午前9時くらいに新宿入りしたかったのだが、中央道笹子トンネルの崩落事故(犠牲者の御冥福を御祈りいたします)の影響で時間の予測がつかなくなった。
 伊那方面から高速バスを利用すると伊那バスセンター午前4時25分の始発か5時25分に乗る必要があるのだが、上述の事故の影響で当該区間は上下線とも通行止め。
 勝沼-大月I.C.間は国道20号線を使用して迂回するルートとなるため運行遅延が生じている。
 高速バスセンターに問い合わせると国道20号線の通勤ラッシュと重なるため始発は2時間弱の遅延だという。
 前泊は仕事の関係で無理だったので午前中の予定の変更を伝えて伊那バスセンター午前6時25分のバスで伊那を発った。
 中央道は目に見えて空いており、勝沼I.C.まで順調に辿り着く。
 国道20号は意外と道幅が狭く大型車同士の擦れ違いに少し徐行を要する区間があったが渋滞もなくすんなり大月I.C.へ。
以降も流れはスムーズで首都高で若干の渋滞があったが結果的に午前10時50分頃新宿に到着した(20分程の遅延)。
 少し時間の余裕ができたので朝喰兼昼喰をどこかでいただきましょう。
 目的地は品川駅近辺なのでJR山手線(内回り)にブヨブヨと乗り込む。
 渋谷駅で降りると同じホームに日清ラ王 袋麺屋が見えた。
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 日清ラ王は生麺を使用したカップラーメンとして一世を風靡したが、他社製品との競合に競り負け徐々に販売が落ち込み2010年8月に一旦終了を生産した。
 ラ王追湯式典なる生産終了を惜しむイベントまで開催されたにも関わらず1ヶ月もたたないうちにリニューアルした2代目ラ王販売が告知されたため大きな批判を浴びたのは記憶に新しい。
 本来醤油ラーメンがウリなのにミソが付いてしまい(味噌ラーメンもラインナップにあるのだが)マーケッティングを誤った一例として今後も何かに付けて思い出されるに違いない。
 その後2012年夏に汐留で値段のないラーメン屋として提供されていたラーメンがラ王の袋麺だったことが発表されて8月から関東甲信越、静岡で先行販売が行われている。
 更なる認知度向上を図るべく2012年11月6日より渋谷駅で日清ラ王 袋麺屋が設置されているのだ。
 このような形態の店舗は以前当駄ブログでも扱った日清どん兵衛でもありましたね。
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 店内に入るとメニューは醤油味、味噌味(共に250円なり、2012年12月現在)の二種類のみと至ってシンプル。
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 醤油ね、と爽やかにコールして席に着く。
 どん兵衛のときは山手線外回りのホームでテーブル席もあり店舗も広かったが、こちらはカウンター10席程と狭い。
 水はセルフサービスで番号札を貰う。
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 当然ながら注文を受けてから1つ1つ麺を茹でる。
 朝ラーという朝からラーメンというライフスタイルを流行らそうとした向きが以前あったが今はどうなっているのだろうか。
 喰事刻には混むのだろうが午前10時頃にはさすがに客は2-3人で空いている。
 2-3分待つと3番の方と呼ばれラーメンを受け取ってきた。
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 実は袋麺は既に喰べたことがある。同じ製品なので当たり前なのだが覚えのある大蒜と醤油の香りが立ち昇る。
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 具は腿肉の叉焼1枚、法蓮草、支那竹、刻み葱。値段を考えると頑張っている感じがする。
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 麺には緩くウェーブがかっており歯応えや風味は生麺と比べても遜色が無い。
 指定の手順通りだと自分には少し麺が茹で過ぎ気味に思えた。
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 因みに置いてある胡椒はMcCormick(マコーミック社)のものだった。ハウスなどのものに比べるとちょっとスパイシー。
 さて、成人男子だと袋麺一つだとちょっと物足りないだろう。
 というわけで味噌もいってみましょう。
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 同様に2-3分待って受け取りに行く。
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 具が醤油ラーメンとは換えてあり、叉焼、コーン、もやし、白髪葱の構成。
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 味噌は札幌味噌ラーメンのような濃厚なタイプではなく、味噌の溜りを利用したような風味だ。
 醤油の方は素ラーメンでも良いが味噌はちょっとコクのある具を載せた方が合うように思えた。
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 意外と(失礼)叉焼が厚いのにちょっと驚く。
 2杯でラーメン大盛り1杯位の分量なので喰べ比べも良いね。
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 御馳走さまでした。
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行者そば 梅庵 [風景など]

 オッサン(もとへ、ナイスミドル)は麺好きである。
 信州人らしく蕎麦も好きではあるが、あまり外では喰べない。
 全国各地であることだと思うが蕎麦処信州と雖もどの店で喰べても美味しいと云う訳にはいかず、明らかに価格設定が観光地価格になっていることもままある。
 自分で茹でて喰べた方が満足度及びコスト・パフォーマンスが格段に良いので専らクマガイ製麺の古城そばを喰べている。
 外で喰べるとなると何かプレミアか切っ掛けが無いとなかなか機会が無いねぇ。
 別に通ぶっている訳でも無く意外と駅蕎麦のチープな感じのかけソバが良いような気も.........。
 
 あれこれ言いつつ上伊那には手頃な価格で蕎麦好きを唸らせる店が無い訳では無い。
 市街地にも優良店が幾つかあるが、今回は観光客も満足できるロケーションにある「行者そば 梅庵」を訪ねる。
 中央道伊那I.C.で降りて右折、高速道路の下を潜り信州大学農学部の前を過ぎて暫くすると広域農道にぶつかる。
 今度は左折して道なりに進む。左手に産直市場グリーン・ファームが見えたら次の信号「ますみが丘南」を右折して進むと4km程で目的地に着く。
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 ところどころ道が狭くなるが看板が出ているので迷う心配は無いだろう。
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 右折指示で細い道を少し進むと道路脇に駐車場が用意されている。
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 訪問は10年ぶり位かも知れん。
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 軒先に吊るされた干し柿が良いネェ。
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 店内へは靴を脱いで上がるので穴の開いた靴下を履いていかない様にしましょう。
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 御品書きは太打と細打から選ぶ。鴨南蛮も結構ファンがいる。
 店名にもなっている太打 行者そばと細打 もりそばをそれぞれ並盛りで注文。
 勿論一人で喰べますよ。
 自分を含め蕎麦好きの多くは冬でももりかざるを頼む。
 仮に冬山か極地で遭難しかかっていても蕎麦はもりかざるだ。
 これこそが蕎麦好きの心意気である。
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 くだらない事を力説しつつ蕎麦茶を飲んで蕎麦の登場を待つ。
 順番は特に指定しなかったが先に細打 もりそばが来ました。
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 惹き包みの十割蕎麦で黒い粒々は蕎麦の殻に由来する。
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 先ずは蕎麦の味がわかるように塩だけで、という店員のアドヴァイスで塩をパラリとかけていただいてみる。
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 塩は島マースみたいなちょっとしっとりしたサラサラタイプ。
 店によっては水だけが蕎麦猪口に入れられていて水蕎麦として蕎麦の味を見させるところがあるね。
 細打ながら腰のしっかりとした蕎麦の香りを楽しむ。
 次は塩と山葵でいただく。
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 こちらの方が更に蕎麦の香りが引き立つ感じがして好み。山葵万歳。
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 蕎麦のツユは鰹出汁の風味がガツンと利いたタイプで甘味は少ない。
 山葵はツユに溶いてしまわないで蕎麦の上に置いで喰べた方が良いと注意書きがある。
 1枚の蕎麦の量は結構あるので色んな喰べ方を試す余裕がちゃんとある。
 喰べ終わる頃今度は太打 行者そばが来た。
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 うって変わって幅広の太い蕎麦はちょっと無骨な外観。
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 麺の太さの比較。
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 これも塩だけで先ずはいただいてみる。
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 細打よりも蕎麦が太いので香りが立ち難いかな。
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 行者そばの由縁は薬味と蕎麦ツユにある。
 薬味は大根卸と葱、焼き味噌の三種。蕎麦ツユには大根卸の搾り汁が混ぜてある。
 鰹節や昆布といった海産物の乾物ですら貴重だった山国ではこうして蕎麦や饂飩を喰べていたのだ。
 本来は辛味大根の搾り汁のみに焼き味噌を溶いて喰べる。
 同じ伊那市の高遠では高遠蕎麦の名で、北信の更埴(現:千曲市)ではおしぼりそば・うどんの名で同じような喰べ方をする。
 この高遠蕎麦を巡る数奇な物語については以前概説したので興味のある方は御覧あれ。
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 辛味大根は山葵とはまた違ったピリッとした辛味がある。
 細い蕎麦だと大根に負けてしまいかねない。
 太打の蕎麦の歯応えと焼き味噌の素朴な風味、辛味大根の刺激は一種豪快な味わいを生み出す。
 無骨な蕎麦は洗練された蕎麦と違った趣がある。
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 蕎麦湯で普通の蕎麦ツユと行者そばのツユを両方楽しむ。どちらも個性があっていいね。
 冷たい蕎麦で冷えた体を、蕎麦湯で温める、これこそが蕎麦喰ひの醍醐味です。

 折角ここまで来たのでちょっと寄り道。
 自動車で1-2分上まで登ると駒嶽神社が右手にある。
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 最初見落として結構上まで行ってしまった。
 夏タイヤだったので雪には少し焦った。
 小黒川キャンプ場まで行ってしまうと行き過ぎなので注意。
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 此処の境内には「行者そば発祥の碑」が建立されている。
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 西暦700年頃役小角(えんのおづぬ)がこの一体で修行をしていた折、この地の人々に手厚くもてなされ、礼として一握りの蕎麦の実を置いていった。この蕎麦を守り伝えていくうちに信州に蕎麦が広まっていったという由来が書かれている。
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 行者というのは勿論、役小角を指しているのはいうまでも無い。
 Wikipedia等によると蕎麦は最初蕎麦掻(蕎麦粉で作ったすいとんをイメージされたし)として喰べられていた。
 所謂麺類としての蕎麦の形(蕎麦切り、切り蕎麦)になったのは信州の地という説があり、行者そばというか日本蕎麦の発祥を主張している碑なのである。
 梅庵で蕎麦を堪能した後はこの碑の前で思いを馳せるのも良いだろう。

 帰りは来た道を下るのだが、途中のY字路は左方向へ進もう。
 何となく右に入ってしまいがちだが、これは来た道と違う。
 右に入ってしまったら道路の下を潜る直前に左に曲がる交差点があるのでここから広域農道に復帰することができる。
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おやきを喰べよう (第2回) [みやげもの]

 おやきの魅力について伝えるシリーズの第2弾。
 上水内郡小川村はおやきの里として町興しをしている。
 聖地本州のHESOを訪ねた帰りに道の駅「おがわ」へ寄り道。
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 ここのおやきは油を敷いた焙烙(フライパンかも知れぬ)で焼いて(焦げ目を付ける)から蒸して仕上げるタイプ。
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 随分と種類が多い。
 この日のラインナップはかぶ、あんこ、大根、青菜、なす、ミックス野菜、野沢菜、ピリ辛野沢菜、紫米の米粉を使った生地の餡子。
 陳列棚にはあまり並べられて無いように見えるが、奥の保管庫に暖かい状態で保管してあるので注文すれば出してもらえる。
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 大根、かぶ、なす、ミックス野菜の4種を捕獲。
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 ミックスと付くとキャベツがメイン具材で人参、椎茸などが入ることが多い。
 具は軽く油で炒められているようだ(生の野菜にサラダオイルを混ぜて作る場合もある)。
 塩ベースの味付だが、お店によっては味噌味の時もあるね。
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 かぶはちょっと珍しいかも。千六本に切られた蕪を味噌で味付してある。
 蕪のちょっとクニュッとした喰感が楽しい。
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 大根は切干大根を人参、椎茸などと醤油味で煮て具にしてある。
 切干大根と表示されている場合もある。
 中信では割とポピュラーな具だ。
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 なすは全県で定番の具の一つ。生のまま入れたり、油炒めにしてから入れたりする。
 味噌での味付が一般的。
 おやきは元々喰事でもあるので普通の人なら2~3個も喰べれば充分満足することと思う。
 でも、色々な具を試してみたいよね。

 御隣のさんさん市場でもおやきを扱っている( 勿論別々の日の購入ですよ)。
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 やはり油を敷いた焙烙で焼いてから蒸して仕上げるタイプだが道の駅おがわのとは少し見た目が違う。
 本日の具はかぼちゃ、青菜、いんげん、茄子、大根。
 具としての隠元は初めて見たが長野市の他の店でも扱っているようなので北信独特の具なのかも。
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 かぼちゃは売り切れだったので他を1個ずつ捕獲。
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 いんげんから見てみましょう。
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 莢隠元をブツ切りにして味噌で調味。隠元の独特の風味が強い。
 ちょっと好き嫌いが分かれそうな感じだ。
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 青菜は塩ベースの味付。野沢菜のような漬物独特の風味では無く、葉物野菜の風味が残る。
 これは好きな味だ。
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 大根は切干ではなく茹で大根が具になっている。
 これは中信、南信ではみたことがないタイプの具だ
 切干大根とは違ってシャキシャキ感が少し残っている。
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 茄子は味噌味の油炒め。
 道の駅おがわのおやきよりは少し皮が薄いように思うが大きな差は無いので具によって買う店を決めれば良いと思う。
 野沢菜、茄子をメインにお好きな物をピックアップしていくのが最初は良いだろう。

 おまけ。
  小川村では秋の味覚の代表、茸も採れるようでなめこ、くりたけ、むきたけなどが販売されていた。
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 なめこは傘の閉じた小さいものが良く流通しているが傘の開いた少し成熟したものも美味しい。
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 家で味噌汁にしてみた。
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 あぁー、秋の味覚だネェ。

 朝また飲もうと思ったが.....................無い...........ナイ.......鍋が空になっている...........。
 消失に伴う謎は賢明なる読者諸氏には謎でも何でも無いことと推察する。

 さんさん市場では「えご」も売っていた。
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 えごはいご草(エゴノリ)と呼ばれる海草を煮て固めた喰品でいごとも呼ぶ。
 安曇野ではお祭りの時などに喰べる。
 えご好きな人が一定数存在するみたいで最近は一年中スーパーマーケットに並んでいる。
 爺さんや婆さんは美味しいとか云って喰べていたような気がするが、自分が子供の頃は全く好きではなかった。
 大人になって味覚が変わったようにも思うので○十年ぶりに購入。
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 生姜醤油や酢味噌などで喰べる。
 今回は山葵醤油。
 ん~~~、Oh! delicious!!!という訳にはいかんネェ。
 味は如何にも海草といった感じで磯臭く、やはり万人受けするのは難しいような。
 昔よりは普通に喰べられるが.......健康に良いような気はするね。
 海の無い信州ではこういうものが貴重だったのですよ。
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