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ペンション めいぷる 紫輝彩丼(普通盛り) [紫輝彩丼]

 宮田村の御当地丼は紫輝彩丼。現在紫輝彩丼を提供している店舗は8店(2011年6月現在)。今回紹介するペンション めいぷるで遂にラストの8軒目まで辿り着いた。
 本業はペンションで常時喰堂を開放しているわけではないため紫輝彩丼は予約制。
 できる限り2-3日前以前の予約をお薦めする。
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 ペンション めいぷるは宮田村野球場のすぐ南の林の中に佇む。広域農道からは駒ヶ根市との境界のすぐ手前に西に入る小道があり看板が出ている。
 施設周囲に駐車スペースがある。
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 店内はウッド調でカウンターとテーブル席。ストーブが奥にあり冬場の雰囲気造りには良さそうだね。
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 カウンターの上には紫輝のボトルがディスプレイされていた。
 紫輝彩丼を注文(840円、2011年6月現在)する。数分で登場。
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 香ばしい焼いた鶏肉の香りと仄かにワインの甘い香りが立ち上る。
 紫輝彩丼のルールはただ一つ。宮田村特産のワイン「紫輝」を使用していることだ。
 具には照り焼き風の鶏腿肉を使用。しめじ、カラーパプリカ、ピーマン、玉葱が一緒に炒められている。
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 貝割れ大根がトッピングされており独特のほろ苦さがアクセントを添える。
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 全体に甘辛のタレが掛け回されていた。御飯は1合弱といったところで喰べ応えは十分ある。
 サラダ、小鉢(この日は蕗の煮付け)、香の物、味噌汁が附属する。

 紫輝彩丼は2007年に産声を上げてからちょっと盛り上がりに欠けているきらいがあったが2011年に入ってからはPRを積極的にし始めている。
 共通の幟も店外に出していないところが多かったが最近は道を走っていても目に付くようになっている。特に2011年は「紫輝彩丼の日」が5月31日に制定されイベントも行われた。今後の益々の発展を祈念したい。
 
 というわけで店舗巡りは無事ゴールとなったが紫輝彩丼についてはちょっとだけおまけの記事を予定しています。

 おまけ。
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 施設の外に菖蒲の花が咲いていたのでパチリ。

店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村大田切4824-7
TEL: .0265-85-5335
営業時間:予約制(要応談)
定休日: 無し(要応談)

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:宮田村
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すし割烹 梵 紫輝彩丼(大盛り) [紫輝彩丼]

 紫輝彩丼の7杯目はすし割烹 梵でいただく。
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 宮田村の中心部、国道153号線から1本西の通り沿いに店舗があり道路向かいに駐車場が用意されている。
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 入り口の暖簾を潜ると小さな池があり鯉が泳いでいた。
 店内はカウンターと小上がり。
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 席には御盆がセットされており、割烹を謳うだけあって高級感がある。
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 店内の写真撮らせてねと頼んだら大将と女将が満面の笑みで写ってくれたのだが.......御免ね、顔隠しちゃった。もっといい取材ソースのときに存分に出てくだされ。
 訪問日は折悪しく台風が接近しており土砂降りの雨。ところが結構お客が居て紫輝彩丼を喰べていた。
こんな雨の日に出歩くんじゃないよ、まったく(←それはオマエのことだ)。
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 実は訪問日は紫輝彩丼のイベントデーだったりする。先着10名にはなりそびれたのでスイーツの詳細は不明。
 紫輝彩丼!!大盛りねっ!!と元気良く注文(500円 + 100円、本来は850円なり、2011年5月現在)する。事前に電話をかけていたせいか数分で登場。
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 カラフルな丼で女性にも受けそうだね。
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 いつもの決め台詞をいきましょう。紫輝彩丼のルールは只一つ。宮田村特産のワイン「紫輝」を使用していることだ。
 具には鶏肉を使用、紫輝を用いて照り焼き風に調理されている。下に牛蒡の甘辛煮が敷かれている。
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 上には炒り卵とほんのりピンクのガリがトッピングされている。脇には貝割れ大根添え。
 メインの具は甘目だがトッピングとのバランスで味が単調にならないようになっている。
 御飯は大盛りのため一合程度だったが自分としては丁度良かった。
 味噌汁と香の物が附属する。

 因みに紫輝彩丼の提供はお昼の部のみです。大将が悪戯っぽく笑いながら言うには、夜は寿司売らなきゃなんないからね、と。

 紫輝彩丼は順調に杯を重ねており調査が一番進んでいる。残りあと一軒。最後の丼はどんなのだろうか?

店舗情報
住所: 長野県宮田村町二区3299-2
TEL: 0265-85-4764
営業時間:11:30~13:30、17:00~23:00
定休日: 第3火曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:宮田村
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YORIAI DINING 笑福 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 紫輝彩丼の6杯目はYORIAI DINING 笑福でいただく。
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 国道153号線沿いに店舗があり、旧店名はレストハウスおおた。
 代替わりを契機にリニューアル、店名変更へと至ったようだ。看板を良く見ると小さい字で「もとおおた」と入れられていた。
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 店舗前に10数台分の駐車場がある。店内は宴会用のブロック、小座敷、カウンター、小上がり等に区切られている。
 紫輝彩丼を注文(800円なり、2011年2月現在)する。15分程で登場。
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 結構量がある。具は皮付き鶏肉を一口大に刻んだものを使用。薄く衣を付けて揚げてある。
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 天丼に使用されるような甘辛のタレがかけられている。
 上にトッピングされた水菜の部分にもちゃんとかけてあった。
 紫輝彩丼の唯一のルールとして宮田村特産のワイン紫輝を使用していることというのがあるが、ワインの香りはあまり感じず、鶏肉の下味として肉を柔らかくしたり、独特の甘味をプラスするのに使用されているようだ。
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 御飯は1合弱で女性だと少し御飯を加減して貰った方が良いだろう。味噌汁と香の物が付く。
 紫輝彩丼もこれで3/4制覇。あともう少し。
 今のところどれもハズレが無く残りの2店も楽しみだなぁ。

 料理の写真を撮っていると隣の見知らぬオバチャンに「もしかしてあんた、料理人なのぉ?」と突然聞かれる。
 いえいえただの小動物ですよ。
 何か最近料理人に間違えられることが多い気がする。

店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村河原6774-1
TEL: 0265-85-2237
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00
定休日:月曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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こまゆき荘 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 紫輝彩丼の5杯目はこまゆき荘。大田切川に程近いロケーションで閑静な林の中に施設がある。駒ヶ根インターからは降りて右折し高原方面へ大田切川を渡って直に右折し少し下ると右手に店舗が見える。
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 施設に入ると正面に喰堂兼休憩所がある。畳敷きで午後少し遅めの訪問だったが風呂上りの家族連れなどがゴロゴロしたり休憩していた。
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 券売機で紫輝彩丼のチケットを購入(750円なり、2011年2月現在)する。カウンターに券を提出し待つこと10数分で呼ばれて受け取りに行く。
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 こまゆき荘の紫輝彩丼は鶏肉のソティーがメインの具材となっている。紫輝彩丼の唯一のルールである宮田村特産のワイン「紫輝」が味付けに使用されており、タレは少し紫がかっている。
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 トッピングは白髪葱と糸唐辛子、胡麻。具の下に敷かれた海苔も良いアクセントになっている。
 味付けは醤油ベースで紫輝の甘味とコクが加わる。
 紫輝は飲むのと料理に使用するのではかなり印象が異なるのが面白い。
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 鶏肉は柔らかく、一緒に炒められたしめじも香ばしい。御飯は1合弱で結構ボリュームがあった。小鉢(この日は茸のピリ辛炒)、香の物、味噌汁が附属する。

 宮田村の紫輝彩丼のホームページではこまゆき荘の紹介が駒雪のものと間違って紹介されているので注意。

店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村4751
TEL: 0265-81-7272
営業時間:10:00~20:00
定休日: 無し
(祝日と重なった場合は翌日に振り替え)
店のホームページ
http://www.vill.miyada.nagano.jp/page.php?i=000000001922&tp=00000073

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※ 
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駒雪 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 紫輝彩丼の4杯目は駒雪。
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 紫輝彩丼は現在のところ1日10喰の限定となっている。
 前回は夜の訪問だったため既に提供終了しており味わえなかった。今回は事前に電話をして確保しておく。
 仕事でもこのくらい用意周到であればまた違った人生が..................、でも多分やっていることは同じ。
 午後の昼喰時間を少し過ぎていたため店内は空いていた。紫輝彩丼は定喰メニューになっている。元気良く紫輝彩丼定喰を注文(840円なり、2011年2月現在)する。
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 メニューには紫彩丼定食と間違って記載されているのは御愛嬌。事前に頼んでおいたためか数分で登場。
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 鳥腿肉を一晩ワインに漬け込み、薄く衣を付けしめじ、玉葱と一緒にソティーにしてある。
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 肉は柔らかくジューシー。塩、胡椒で下味が付けられている。
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 煮かつ丼に使用するようなタレが全体にかけられていた。ポーチドエッグとグリンピース、紅生姜がトッピングされている。卵の黄身は半熟でまぶして摂取するのも良い。鶏肉が美味しかったので黄身で味がぼやけるのを嫌って自分は卵を別に喰べてしまった。御飯は1合強。
 小鉢(この日は筑前煮、蕨のお浸し、昆布煮豆)、香の物、味噌汁が付く。
 紫輝彩丼は店毎に全くアプローチが異なり面白いね。残りあと4軒。

 5月31日は「紫輝彩丼の日」として制定されました。
何故この日になったかというと..........特に意味はないそうです(提供店舗の某女将談)。
 5月29日から31日まで提供各店で500円で紫輝彩丼を喰べられる嬉しいサービスをしていますので是非どうぞ。
 更に先着10名までとうふスイーツレアチーズロール「天使のつむじ」がデザートとしてサービスされます。

店舗情報
住所:長野県上伊那郡宮田村大田切6212-2
TEL: 0265-85-2962
営業時間:11:00~23:00
定休日:月曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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お食事・喫茶 鳳 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 紫輝彩丼の3杯目はお食事・喫茶 鳳。前回訪問時はソースかつ丼を摂取したが、紫輝彩丼はできない日もあると伺ったので事前に提供可能かどうか確認してから訪問した。
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 紫輝彩丼を注文(950円なり、2011年2月現在)する。午後少し遅目の入店のためか店内は空いており10分程で登場。
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 豚かつに紫輝を入れた特製ブラウンソースがかけられている。他の具はしめじと玉葱。ソースかつ丼の時のようにカツは2枚使用されている。トッピングはパセリ。
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 コクとやや酸味のあるソースで濃厚な味わい。ドゥミグラスソース風だ。
 御飯は1合程度あり結構ボリュームがある。カツ1枚、御飯少な目のレディース盛りもあるので適宜選択されたい。
 味噌汁と香の物が付く。
 この紫輝彩丼はVersion 3である。初代は鶏肉のソティーがメインの具材。Version 2はチキンカツを使用。近頃このVersionになった。以前までかけられていたマヨネーズソースは廃止となっている。

 ここからは蛇足。少し時計の針を戻す。
 紫輝彩丼を注文(950円なり、2011年2月現在)する。午後少し遅目の時間のためか店内は空いており10分程で登場。
 って、すんなり登場?アレ?アレレ?それじゃ駄目ですやん。
 本来なら桜ん坊さんの ゜+.(・∀・)゜+.゜伊那市近辺の食事処めもー!やyoshioさんのMarketing Design Office..の記事にあるようにティスティング用の小皿が事前に出されるはずなのだが?
 小皿に一口大の御飯にソースがかけられたものが出てきて「このような味ですがよろしいでしょうか?」と聞かれるはずだったのに......。
 重厚に頷きながら渋く”Oui. S'il vous plait.”って答える練習(発声練習含め)もしてきたのにぃぃぃ.....(いい加減にしつこいね)。
 聞いてみるとここの紫輝彩丼が初めての客にはティスティングとして小皿を出しているそうだ。自分は紫輝彩丼は初めて?と聞かれたときに他店で喰べた経験があったので喰べたことありますと答えたのがいけなかったようだ。
 マスターの御好意で小皿を提供していただき再現してみた。
 丼から御飯とソースを一部小皿に移動。ソースかつ丼を喰べるときとは全く意味合いの違う作業だ。
 マスターから「もう少し上にソースかけてみて。そうそう。」などと指導を受けつつ完成。何をしているんだか、つくづく阿呆だ。

 妄想劇場開幕!!!

 10分程で紫輝彩丼が登場。シンプルな丼だ。
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 ちょっと驚かれた方もおられよう。
 紫輝彩丼のルールはただ一つ。宮田村特産のワイン「紫輝」を使用することのみ。このため具材や調理法は自由となっている。ここ鳳の紫輝彩丼は極限まで余計なものを削ぎ落とした構成で御飯とソースのみとなっている。量もただ沢山あれば良いというものではない。
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 試行錯誤の上、具を切り捨てたことで純粋に紫輝の風味を活かしたこのメニューに辿り着いたものと推察........、え?え?これは味見用?.............
 上の記事に続く。
 
店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村6352-1
TEL: 0265-85-4053
営業時間:09:30~20:30、(食事メニューは11:30~20:30)
定休日:火曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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和風レストラン ジョイかすが 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 今日の昼喰は和風レストラン ジョイかすが。国道153号線沿い、宮田村役場前交差点の一角に店舗がある。周囲に10数台分の駐車場がある。
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 店内はテーブル席と小上がり。カウンターもある。
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 ソースかつ丼にしようかとも思ったが折角なので紫輝彩丼(980円なり、2011年1月現在)にした。15分程で登場。
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 メインの具材には鶏腿肉を使用。焼鳥風とのことでベースは塩、胡椒、紫輝彩丼を名乗るための御約束の紫輝は下味に使われているためかあまり香りがしない。味付けに甘味があるのでこの部分が紫輝由来なのだろう。
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 錦糸卵が肉の上下に散らされ、肉の上には長葱。これも葱間などの焼鳥を意識した構成。脇にレタス、人参、トマトといった生野菜が添えられている。
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 御飯は1合程度あり、女性だと多いと思う。見た目はカラフルで女性受けも良さそうなので事前に御飯の量を調整して貰おう。
 サラダ、香の物、味噌汁が付く。

店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村85-1
TEL: 0265-85-2424
営業時間:11:00~22:00
定休日:木曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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信州そば処 そば蔵宮田店 紫輝彩丼 [紫輝彩丼]

 宮田村は御当地丼として特産のワイン紫輝を使った紫輝彩丼を売り出している。そば蔵でも紫輝彩丼を提供している。座ったテーブルによっては紫輝彩丼の載っていないメニューが置かれている場合があるので注意。
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 紫輝彩丼のルールは只一つ。紫輝を使用することのみ。具材や調理法は自由となっており紫輝彩丼提供各店で個性的な丼が味わえる。紫輝彩丼を単品で注文(830円なり、2011年1月現在)する。そばとのセットメニューも可能。10分ほどで登場。
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 蓋を取ると紫輝の香りが漂う。
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 メインの具は鶏肉で薄く衣を付けて唐揚げ風に調理されている。餡には玉葱と茸を使用。和風で少し甘目の味付け。中華料理で良くある甘酢餡の酸味をワインの酸味で代用したような感じといえば良いだろうか。
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 大葉(紫蘇)の千切りが散らされており良いアクセントとなっている。御飯は1合弱程度で具と合わせるとかなり喰べ応えがある。
 蕎麦のかけツユをアレンジした吸い物と香の物が附属する。
 
店舗情報
住所: 長野県上伊那郡宮田村6350-1
TEL: 0265-85-4870
営業時間:11:00~21:00(Last Order 22:30)
定休日: 2ヶ月に1度
店のホームページ
http://www.hyper-k.jp/user/soba/index.html

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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宮田村ワイン 紫輝 [紫輝彩丼]

 伊那市と駒ヶ根市に挟まれた宮田村は最近御当地丼として紫輝彩丼を売り出している。折角なのでソースかつ丼の紹介と共に紫輝彩丼もラインナップに加えていきたいと思う。
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 紫輝彩丼で統一されたルールはただ一つ。宮田村産のワイン「紫輝」を使用することだ。これさえ満たしていれば使用する具材、調理法等は自由だ。発足当初は12店舗が参加(11店舗の資料もある)していたが2011年4月現在、8店舗で提供されている。
 洋風あり、和風ありとバラエティに富んだ紫輝彩丼の紹介をするにあたって先ずは「紫輝」を紹介しておく。
 「紫輝」はヤマソービニオン種から醸造されるワインだ。ヤマソービニオン山梨大学農学部で品種改良されたブドウで山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンとの交配で誕生した。日本の気候に順応し、高齢者でも摘果し易い樹高といった特徴がある。
 みはらしファームの売店で「紫輝」を捕獲(1800円なり、2010年9月現在)してきた。ボヤボヤしているうちに2011年分ももう販売が始まっている。
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 さて開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 ワイングラスに注いでみる。
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 色は深いパープルでカベルネ・ソーヴィニヨンのDNA由来なのかブドウの芳香が強く漂う。味は山ブドウを思わせる野生的な味わい。タンニンによる渋みと酸味が強目で料理に使ったり、味の濃い目の肉料理に合いそうな感じだ。
 豚嫁も一緒になって飲んでいたが直ぐに真っ赤になり下拵え終了といった様相。ただしこちらは喰当たりしそうやね。

 おまけ。2010年の。ボジョレーヌーヴォー( Beaujolais nouveau) はプラスチックボトルのタイプが販売され話題を呼んだ。ガラス瓶に比べ風情に欠けるきらいがあるが、軽い上に割れにくく流通面での利点が多々存在している。結果として商品の値下げに寄与している。ジャスコ箕輪店で捕獲してきた。
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 コルク栓を使用しておらず開けやすいのも利点の一つか。
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 ボジョレーヌーヴォーは若いワインで色は紫輝に比べると薄めのパープル。甘い香りがする飲み易いワインだ。渋みや酸味も少な目で喰事の合間に嗜むのに良かろう。
 ボジョレーヌーヴォーの解禁日は1985年に11月第三木曜日と定められている。時差の関係で日本が逸早く解禁になるため毎年ちょっとしたニュースになる。フランスの生産者団体はプラスチックボトル使用に対して否定的で来年には禁止される可能性がある。日本人としては安くて美味しければ何でもいいじゃないかと思ってしまうところだが、フランスではワインに関して品種、産地、製法などについて厳しく基準が定められておりボジョレーヌーヴォーも例外ではない。味わいのみならずワインを入れるガラス瓶やラベルをも含めてのワイン文化であり、日本人もキチンと敬意を払う必要があろう。
タグ:宮田村
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