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三星 よいとまけ [みやげもの]

 ベルシャインのスイーツ銘菓まつり。
 三星よいとまけも購入しよう。限定30本で一つ680円のはずだが売り場に無い。朝一番に来た筈だがもしや他の人たちはこれが目当てだったのか?。
 店員に聞くと売り場が違うと。特設コーナーではなく喰品売り場の中だそうで早速向かう。紛らわしいよね、これは。まとめて販売して欲しいものだ。
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 無事発見でき、1本捕獲してきた。
 三星は北海道苫小牧市に本店を構える明治31年創業の老舗菓子店だ(同社Home Page:http://yoitomake.jp/index.html:より)。
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 外箱はちょっと土産物然とした昭和の雰囲気が色濃く漂うデザイン。
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 開けてみると本体はオブラートに包まれている。
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 ちょっと固目のロールカステラにハスカップジャムを塗りつけてある。既にカットされており自分で切り分けられずちょっと残念。本来ロールケーキを切るのは存外と楽しいものだ。
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 ハスカップはスイカズラの一種で北海道のみならず本州の高山地帯にも自生している。実が喰用となる。
 北海道に行くとジャムやキャラメルなどに加工されて販売されており駅などの土産物売り場で名前を良く目にする。
 味は色合いからも酸味を強くしたブルーベリーのような感じだ。酸味に負けないように甘く調味してあるが意外に後味には爽やかな感じがある。
 オブラートがあるとはいえ、気をつけないとジャムが手にベタベタとくっつくので余所見せず真剣に摂取しよう。
紅茶との組み合わせが良いだろう。
 名前の由来を調べてみた。
 創業者の住んでいた近くに王子製紙の工場があり、重いものを上げ下げするときの掛け声やその行為そのものをさす「よいとまけ」の音や声を聞いて育った。
 創業に際して慣れ親しんだハスカップを材料に用い、馴染みの深いよいとまけを商品名にしたとある。
 「よいとまけ」は今ではあまり聞くことの少ない言葉だが、他地域では「よっこらしょ」「どっこいしょ」に相当するものだ。創業者が別の地域で育っていたら商品名が後者になっていたかも知れない。
 ロールケーキは自分で切り分けてこそと上述したが、よいとまけはかつて日本一喰べにくい御菓子の異名を持っていたようだ。
 発売当初は切り分けられておらずカットに際してジャムが手に付いてしまうため、改良を希望する声が相次ぎカットバージョン販売に至った経緯がある。
 ところが昔を懐かしむ声が出てきたため昔ながらのカットしていないものも復活するとかしないとか...................どうなっているんだ、一体?
タグ:北海道
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