赤坂サカス SPACE BATTLESHIP ヤマト (後編)

　午後5時からの波動砲レーザーショーを目当てに人が少しずつ増えてくる。開幕直前には700～800人（心の野鳥の会調べ)程の観客が集まった。
　会場の灯りが落とされ周囲が暗くなり、ショーがいよいよ始まる。

　ヤマト・サカスに設営されたモニタに波動砲発射シークエンスが映し出される。係員の事前説明では左舷から見るとヤマトとモニタが両方見えて御勧めなのだが、当方の下調べでは右舷からの方が迫力があるとの由にて右舷側から観覧。

　お約束よろしく「エネルギー充填120%」までカウントされていき期待が高まる。
　「対ショック、対閃光防御」
　主演の木村拓哉氏から「ちょっ、待てよ!」の制止も入らず、発射!!!!

　迫力ある発射音とは裏腹に艦首から煙がモワッと出て弱々しい緑色のレーザー光がチョロッとこぼれる。

　発射の瞬間には一瞬歓声が上がったものの、すぐに失笑に変わる。不発？と思ったが、すかさず二射目が発射されるも同様。

　折角動画も撮影していたのにガッカリ。地球滅亡確定ですやん。

　失意のまま（本当はあまりの滑りっぷりに笑いが止まらなかった）近くのTBSショップに立ち寄りグッズなどを物色。

　去年来た時はRookiesと水戸黄門のグッズ（前回は印籠を購入)ばっかりだったが今年はバラエティに富んでいる。


　ところがヤマトのグッズは殆ど無い。本当にヤル気があんのか、TBS!!!　ファミリーマートでやっていたキャンペーンの景品よりショボイやないかい。折角なのでククレカレーとヤマザキのBIG黒糖パンを購入。



　せめてヤマト乗組員柄のシャツやトレーナー、小物などは用意して欲しかった。荒海の酒瓶や沖田艦長の帽子などは販売されていたら買っても良かったのになぁ。どうせなら広場に艦首のみの実物大模型を作って海の男よろしくポーズを決めて撮影できるサービスなんかもあればね(因みに12月4日展示終了です）。映画自体は評判を聞く限りSFものとしてはそんなに悪くないようだ。
　批判ばかりしていてもしょうがないので映画は是非見ようと思う......。


　テレビで放映されたらね。　

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