ローメンこぼれ話(PG-18相当) [風景など]
ローメン、当駄ブログでこの捉え所の無い喰べ物を紹介してきたが、未だその全貌は掴めていない。
御覧になっていただいている方々もローメンを他人に説明するときに途方に暮れてしまうのではないかと案じられる。
数年前のある調査で上伊那一円でローメンを提供する店舗は100軒近くと見積もられていた。
この調査結果が正しければ当駄ブログで6割程度(アップしていないレポートを含めて)はカバーできているようだが、まだまだ未知のローメンが眠っているようだ。
ここ数年の不況の折、新店舗の開店、老舗の閉店といった店舗の入れ替わりが激しくなっているため現時点でのローメンの実態を把握することは非情に困難と言わざるを得ない。
今までは伊那市公認のローメンズクラブの店舗を中心に紹介してきた。パンフレット、ホームページが整備されているのでローメンズクラブ加盟店に関しての調査は容易だ。
ローメンズクラブに属していなくても店外にローメンの看板や幟がある店舗も多いのでこれらも調査し易いが、問題はその他の店である。
中華料理屋、食堂、レストランなどにもローメンがあるのはまあ理解できる。
酒のつまみにする人も多いので居酒屋、バーにもローメンが潜んでいる。
また、寿司屋や喫茶店にもローメンがあり油断ができない。
更に悩まされるのがローメンをメニューに載せておらず常連客のみに提供、或いは頼むと作ってくれる店の存在で、これらは口コミに頼らざるを得ない。
自分は酒を飲まない訳では無いのだが呑みに行く機会に乏しく、バー等のローメンが手薄になっているのが気になっていた。
某日午後仕事もロクにせずK氏とローメン談義。K氏は仙石の情報を提供してくれた御仁で主として松本方面の斥候を担っていただいている。昆虫食にも造詣が深く、昆虫の生食もOKなクールガイである。
ここのところローメンに興味を持ったようで何軒か喰べに行っているようだ。
そこにたまたま今年の新人クンが現れたので、チョッカイを出して見た。「ローメンって喰べたことある?」新人クンは京都の出身なので未体験かと思っていたら「ありますよー。」「何処で喰べはったん?」とインチキくさい京都弁で聞くと「山の神ですー。」「そら、よろしおましたな。せやけどアレはほとんど焼きソバに近いどすえー、ほんまもんのローメンとはよう言わはりまへん。」「えーと、あと伊那北駅の近くのCというバーでも喰べましたー」「バー?」
ここで突然場の雰囲気が豹変。和やかな新人との談笑の場が非情の尋問の場へと変貌する。Kさんが荒々しく新人クンを椅子に突き飛ばして座らせる。右手で新人クンの胸ぐらを掴み、左手で卓上のスタンドライトを引き寄せ最大光量で顔に向ける。「何するんですかー。眩しいですよー。止めて下さいー。」「詳しく教えろ、若いネーチャンは何人くらい居るんだ!!、雰囲気はどうだったんだ?」
Kさん、それ違う。ローメンのこと聞いてよ。
「他のセクションの人たちに連れられて行ったので良く判りませんー。2次会か3次会で行ったので夜遅くてローメンは出前で外から運ばれて来てましたー」
この証言で心当たりがあった。
ローメンを扱う店舗では出前はしていなくても持ち帰りのできるところが多い。
バー「C」のすぐ向かいに深夜まで営業しているローメンの有名店があるのでそこに取りに行ったのだろう。
後日店で女将にこの話をすると「深夜にローメン出してるのこの辺ではウチだけだからねぇ、ローメンだけじゃなくて餃子や他のものもテイクアウトしてるのよ。」
やはりそうだった。新たなローメンの発掘かと思ったが残念。
(少しフィクションが混ざっています。もちろん、新人クンからは普通に聞き出してますのでご安心を。)
御覧になっていただいている方々もローメンを他人に説明するときに途方に暮れてしまうのではないかと案じられる。
数年前のある調査で上伊那一円でローメンを提供する店舗は100軒近くと見積もられていた。
この調査結果が正しければ当駄ブログで6割程度(アップしていないレポートを含めて)はカバーできているようだが、まだまだ未知のローメンが眠っているようだ。
ここ数年の不況の折、新店舗の開店、老舗の閉店といった店舗の入れ替わりが激しくなっているため現時点でのローメンの実態を把握することは非情に困難と言わざるを得ない。
今までは伊那市公認のローメンズクラブの店舗を中心に紹介してきた。パンフレット、ホームページが整備されているのでローメンズクラブ加盟店に関しての調査は容易だ。
ローメンズクラブに属していなくても店外にローメンの看板や幟がある店舗も多いのでこれらも調査し易いが、問題はその他の店である。
中華料理屋、食堂、レストランなどにもローメンがあるのはまあ理解できる。
酒のつまみにする人も多いので居酒屋、バーにもローメンが潜んでいる。
また、寿司屋や喫茶店にもローメンがあり油断ができない。
更に悩まされるのがローメンをメニューに載せておらず常連客のみに提供、或いは頼むと作ってくれる店の存在で、これらは口コミに頼らざるを得ない。
自分は酒を飲まない訳では無いのだが呑みに行く機会に乏しく、バー等のローメンが手薄になっているのが気になっていた。
某日午後仕事もロクにせずK氏とローメン談義。K氏は仙石の情報を提供してくれた御仁で主として松本方面の斥候を担っていただいている。昆虫食にも造詣が深く、昆虫の生食もOKなクールガイである。
ここのところローメンに興味を持ったようで何軒か喰べに行っているようだ。
そこにたまたま今年の新人クンが現れたので、チョッカイを出して見た。「ローメンって喰べたことある?」新人クンは京都の出身なので未体験かと思っていたら「ありますよー。」「何処で喰べはったん?」とインチキくさい京都弁で聞くと「山の神ですー。」「そら、よろしおましたな。せやけどアレはほとんど焼きソバに近いどすえー、ほんまもんのローメンとはよう言わはりまへん。」「えーと、あと伊那北駅の近くのCというバーでも喰べましたー」「バー?」
ここで突然場の雰囲気が豹変。和やかな新人との談笑の場が非情の尋問の場へと変貌する。Kさんが荒々しく新人クンを椅子に突き飛ばして座らせる。右手で新人クンの胸ぐらを掴み、左手で卓上のスタンドライトを引き寄せ最大光量で顔に向ける。「何するんですかー。眩しいですよー。止めて下さいー。」「詳しく教えろ、若いネーチャンは何人くらい居るんだ!!、雰囲気はどうだったんだ?」
Kさん、それ違う。ローメンのこと聞いてよ。
「他のセクションの人たちに連れられて行ったので良く判りませんー。2次会か3次会で行ったので夜遅くてローメンは出前で外から運ばれて来てましたー」
この証言で心当たりがあった。
ローメンを扱う店舗では出前はしていなくても持ち帰りのできるところが多い。
バー「C」のすぐ向かいに深夜まで営業しているローメンの有名店があるのでそこに取りに行ったのだろう。
後日店で女将にこの話をすると「深夜にローメン出してるのこの辺ではウチだけだからねぇ、ローメンだけじゃなくて餃子や他のものもテイクアウトしてるのよ。」
やはりそうだった。新たなローメンの発掘かと思ったが残念。
(少しフィクションが混ざっています。もちろん、新人クンからは普通に聞き出してますのでご安心を。)
「深夜 ローメン 餃子」でピーンときました!
いいさやいいさやぁ☆
by 元上伊那ビール消費拡大推進委員会 (2012-03-12 13:44)
元上伊那ビール消費拡大推進委員会さん。こんばんわ。
さすがですね。
バーでローメン食べたいとかオーダーするところが.......何と云うか伊那の人ですネェ。
地元民にしか判らない提供ルートがこの他にもあるみたいで奥が深いです。
飲み屋で裏メニューのローメン等発見されましたら是非情報提供お待ちしております。
by punchiti (2012-03-12 19:20)