天ぷら浜新 天麩羅コース & 天茶漬け

　天麩羅がたまに無性に喰べたくなるときがある。職場で天麩羅、てんぷら、テンプーラと騒いでいたら皆で喰べに行こうということになった。同僚に御祝い事があったので祝勝会ということにして財源を確保。
　浜新は天麩羅専門店の老舗で松本城の近く、巳午の方角にある。松本城から南下しＮＴＴ東日本のある交差点を右に入るがここは一方通行なので注意。夕方からのみの営業。

　内部には小上がりとカウンターがある。カウンターで一人ゆっくり味わうのもオツだ。
　天麩羅のコースというか盛り合わせ(2500円、2010年4月現在)を注文。自家製がんもどきや豚の角煮、つぶ貝の煮付け等の一品料理もあるので別途注文しつつ天麩羅が来るのをじっと待つ。一品料理は到着と同時に飢えた獣達に引き裂かれ胃袋に消えてしまったため撮影できず。日本酒も揃えてあるが、ドライバーなので今日はパス。

　キスとカボチャ。同行者が写真に写りたがって邪魔をする。何故そんなにはしゃぐのだ。そうこうしているうちに取り分けられてしまいこの有様に。天麩羅はツユか塩でいただく。自分はネタを半分にして両方味わうのが好き。揚げたての天麩羅は熱々、ハフハフと齧り付く。

　レンコンとモンゴウイカ。イカはWの字に切込みが入っている。レンコンの天麩羅大好き。

　シイタケとチョウセンニンジン。シイタケは海老のすり身が裏に詰められている。チョウセンニンジンはほろ苦い。見た目はゴボウの天麩羅みたいだが、意外と柔らかく味わうとほんのりと甘味もありちょっとサツマイモみたいな食感。時期によってはアシタバ、コシアブラなどの山菜も供される。

　イワシとマイタケ。イワシは中に梅肉と紫蘇が挟まれている。

　メゴチとギンナン。オバチャン(もとへ、オネーサマ）達はガリガリと固い尻尾まで喰べてしまっている。

　エビ(サイマキ)。頭も半分に割って揚げてあり香ばしくいただく。揚げ置きのエビ天とはやはり別物だ。

　シシトウとアナゴ。皆ガヒッガヒッと食べる。
　専門店の天麩羅だけあってカラリと揚げられている。ネタもバラエティに富んでおり飽きさせない。この時は13品のコースだった。本来なら白い御飯と赤だしの味噌汁でコースの締めとなるのだが、自分は別途で天茶を頼む。事前に天茶について熱く語っていたためか全員天茶を頼むことになった。オバチャン(もとへ、オネーサマ）達、そんなに喰べてるのに大丈夫？

　自分は天茶と呼んでいるが、要は天茶漬けで、天麩羅の乗った御飯に出汁を張って茶漬け風にして喰べる。海老天と海苔天が2個ずつ載っている。三つ葉と柚子の香りが鼻に抜ける。サラサラと喰べて終了。全員完食。
　天麩羅を都合17品も食べているが不思議ともたれない。オバチャン(もとへ、オネーサマ）の一人が帰りにアイスクリームを喰べるといって張り切っていたが...、まだ喰べるんかい。

　冬の寒いときの天茶漬けもいいけど、夏の暑いときの天麩羅もまた格別。また行きたいなぁ。

店舗情報
住所：長野県松本市大手3-6-1
TEL： [phone] ‎
営業時間：18:00～23:30
定休日：水曜日。
店のホームページ
http://www2.c16.jp/19-0247/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

タグ：松本市

コメント 2

種類が豊富で素敵ですね！梅肉・紫蘇の入ったイワシは興味があります！松本在住ですのでぜひ食べにいきたいです。その際はぜひ締めの天茶まで・・・
by ヒゲ (2010-06-03 00:28) 

ヒゲさん、訪問ありがとうございます。コメント欄の使い方を良く理解しておらず、折角コメントをいただいたのに気付くのが遅れました。申し訳ございません。
　季節によってネタが変わりますので、是非味わってください。飲み会の後に天茶漬けだけ食べにいくのもなかなかオツです。
by punchiti (2010-08-09 12:13)