SSブログ

食事処 山賊 山賊焼き(特大) [山賊焼き、鳥の唐揚げ]

 山賊焼きの名称の由来には諸説ある。鳥を揚げてあるのを「鳥揚げる-とりあげる-取り上げる」と洒落て、取り上げるのは山賊の仕業だから...実際には揚げてあるのだが昔は油が貴重だったゆえ、少ない油でソテー風に揚げ焼きにしていたという説がある。2009年にセブンイレブンの地域限定弁当で山賊焼きが売られていたが、この説が採択されていた。説明としては大変面白い。現在有力とされているのは塩尻市の食事処山賊の名物料理が発祥という説だ。山賊は現在も営業しており、早速現地調査に赴いた。山賊は塩尻駅にほど近い老舗ホテル中村屋の向かい、やや辰巳の方角にある。山賊の名を冠しているので要塞のような店を勝手に想像していたため最初気付かずに通り過ぎてしまった。店舗前に数台分の駐車スペースがある。
sanzoku01.jpg
sanzoku02.jpg
sanzoku03.jpg
 本来の形態としては居酒屋で夕方から営業を開始する。店のドアをくぐるといきなり山賊焼きの香りが充満していた。さすが発祥の店だ。店内はテーブル席、カウンター席、小上がりがある。平日なのに結構客がいる。
sanzoku05.jpg
 山賊焼きは各種サイズがあり、もちろん特大を注文。定食メニューは無く、ドリンク、おつまみ類が中心。テイクアウトもでき、待っている間に近所の人が何組か山賊焼きを受け取りに来ていた。
 10分程待っていると山賊焼き(特大)登場。
sanzoku12.jpg
sanzoku10.jpg
 大振りのモモ肉が皿にドンと載せられている。骨付き肉を手で持ってかぶりつく。揚げたてなので熱く、ジューシーオイリー。ガヒッガヒッと食べたいが熱さで一気にはいけない。
sanzoku14.jpg
 衣は片栗粉で正に竜田揚げ、下味もしっかり付いておりニンニク風味が効いている。骨付き肉を豪快に齧る姿が確かに山賊をイメージさせる。
 肉が結構重たく、油で手が滑ってくるので持っているのが段々辛くなる。途中から箸で解体しつついただく。唇が油でテラテラになってくるが、見方によってはセクシー?ちがうか。

 山賊焼きとは「骨付き鳥モモ肉の一枚肉を使用したニンニクを効かせた竜田揚げの一種である。」 で良いかな。

 山賊焼きの由来が判るパンフレットは無いのかと店のオバチャンに問うとこのようなチラシをいただいた。塩尻市では山賊焼きを全国ブランドへ押し上げるべく宣伝を始めている。店自体は元祖、元祖とあまり声高に言うつもりはないようで奥ゆかしい。
sanzoku16.jpg
 店名は山賊焼きが名物になってから改名したようで最初は山賊では無かったようだ。確認してくれば良かった。

店舗情報
住所:塩尻市大門七番町10-1
TEL: 0263-52-0743
営業時間:17:00~22:30
定休日:水曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

タグ:塩尻市
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。