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喫茶Y サンドウィッチ(ハーフ) [県外遠征(大阪府)]

 大阪出張最終日。先日店のママに予告した喫茶Yのサンドウィッチに挑むべくホテルを出る。
 ネット情報だと朝8時の開店直後は混雑することがあり、あまりに忙しすぎるとサンドウィッチの提供が断られてしまうことがあるようだ。
 ブヨブヨっと歩いて午前9時少し前に現着。
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 店内には先客が4名程。
 内2名は小モーニングという卵4個を使ったスクランブルエッグと半斤分の厚さのトーストのセットを喰べている。

 テーブル席に陣取り、サンドウィッチをハーフで注文。
 ママは「兄さんは今日帰るんやったね」と前回訪問時のことを覚えていた。
 繁盛店の店主の資質の一つに客覚えの良さがある。
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 待っている間「これ、飲んどいてな」とコーヒーがポットで提供される。
 このコーヒーは前評判通り旨い。
 先客のサンドウィッチが完成し運ばれていくのを見たが噂にたがわず凄いボリュームだ。
 小モーニングの客の一人は袋を貰ってトーストの半分を持ち帰り。サンドウィッチは持ち帰り不可となっているが比較的喰中毒の危険が少なそうなものは場合によってはOKになる場合もあるようだ。
 この客は更にコーヒーも持参のペットボトルに入れてちゃっかり持ち帰りしていた。
 やるなぁ、大阪人。

 程無くして自分のサンドウイッチが来た。
kissaY-211.jpg ハーフサイズではあるが3個の巨大なトーストサンド(通常サイズだとこれが6個)が皿を占拠している。
 ネット上のイメージより現物は遥かに大きく感じる。
 一つが250mlの四角い紙パックの飲料(豆乳とか野菜ジュースで御馴染みのサイズ)を2個並べたくらいの大きさだ。
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 比較のためにDoCoMoの携帯電話を卓上に置いたのだが配置が今一つ悪く大きさが良く判らんね。
 サンドウィッチなので手に持って齧り付こうとしたのだがトマトケチャップやマヨネーズなどの調味料のみならず内容物が逸脱してくるので断念。
 箸でいただくことにする。

 聞いたことのある方も多いだろうがサンドウィッチは英吉利のサンドウィッチ伯爵の名前に由来している。
 伯爵様はトランプゲームが大好きでゲームを中断しなくて済むように片手で摘んで喰べられるようにサンドウィッチを考案したとされている。
 ところが喫茶Yのサンドウィッチはこれを毅然として拒む。
 ついでだが鉄火巻も似た出自を持つ。
 博打をするところを鉄火場と呼び、博打の合間に手で摘んで喰べ易いように工夫したことが名前の由来になっているとされる。
 洋の東西を問わず博打打ちはネガティブなイメージで捉えられるが、欲求というか執念というか過剰なエネルギーは時に思わぬプロダクトを生む。

 話を戻すとサンドウィッチの具はレタス、ベーコン、卵焼き。
 たっぷりのトマトケチャップとマヨネーズで味付けされている。
 
 バラしながら喰べていくのでパンとおかずを普通に喰べているだけのような気がしなくもないが.....この辺りは深く考えてはいけない。
 うん、これはサンドイッチだ、うん、これはサンドイッチだ、と念じつついただく。
 濃厚な味付けながら奇を衒ったところはなく普通に楽しめる。、
 トーストされたパンはマーガリンの風味もマッチしておりこれだけでも美味しい。
 トースト主体の小モーニングもなかなか良さそうだ。
 先客は2個半でギブアップし同伴者にヘルプを要請していたが、こちらは数分で難なく摂取できた。

 ママが空になった皿を見て「あら、喰べられたんやね」と。

 フルサイズはこの倍なのでサンドウィッチ6個、卵は20個使用となる。
 「昔は皆普通にフルサイズで喰べたんやけどねぇ、この前来たお客さんなんかどうしても喰べたい云うて2時間45分かけて喰べてたわよ。」
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 まだ余裕があるので喫茶Yの自慢の一つ特製ヨーグルトも注文。
 サンドウィッチみたいに大盛りじゃないよね?と聞くと「お客さんみんな誤解しているけどうちは大盛りの店とちゃうんよ」と。
 今一つ腑に落ちないがサービス精神が豊富過ぎて結果的にこうなってしまっているだけと云いたいみたいだ。
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 ヨーグルトは下部にコーヒーゼリー、上部にはバナナと生クリームが添えられて提供された。
 蜂蜜好きに使うてー、と。
 ヨーグルトは酸味が少なく、仄かな甘さがありこのまま普通に摂取可能。
 蜂蜜も後で入れてみたが無い方が好み。
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 サービスで粕汁が出た。鳥肉主体でやはりかなり甘めの味付け。「これからもっと具を入れるんよ」と。
 そうそう思い出した。
 前回ハンバーグを喰べ忘れたと伝えると、「定喰に付けたりもするねんけど木曜まで休んどったから金曜日は仕込んで無かったのよ。だから兄さんはどっちにしても喰べられんかったね。今日はこれから仕込むんやけどな、ハンバーグも自慢やからまた喰べに来てな。」
 粕汁は最初大層甘く感じたが最後には何やら丁度良い味付けに感じてきた。
 ごっそさん、と言って店を出る。
 大阪を発つ前にもう一仕事せねば...........寒風吹きすさぶ朝の大阪を阪急百貨店方面に向かう。
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居酒屋とよ [県外遠征(大阪府)]

 大阪出張で前泊できたので昼間からウロウロする。
 JR北新地駅からブヨブヨっと電車で京橋駅へ。
 北口で降り商店街方面に向かうがいきなり道に迷う。
 駅員のネーちゃんに聞いたらきっとアッチや思います、というので信じたのにぃ。

 持参してきた地図は激しく簡素なもので駅周辺のゴチャゴチャした路地がきちんと反映されていない。
 駅から300 m弱の記述を頼りにそれらしい辺りをウロウロしていたら墓地の横に出た。
 諸氏のブログでの予習で墓地の裏手の立地という記述を覚えていたので反対に回ったところで遂に店舗を発見。
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 探していたのは大阪では有名な居酒屋のひとつ「とよ」だ。
 午後4時30分からの開店の筈で5分前位に着いたのだが.....?....なんかもう宴会始まってるやん。
 10数人がテーブルに取り付き既に好い加減に出来上がっている。
 全く大阪人は昼間っから........もうね、何というかね。
 仕事は何時に終わるのだろうか?
 もしかしてまだ仕事中だったりして?
 大将と二代目っぽい若いのんが一人、20~40代くらいの女性が3名程居て注文を取ったり料理を運んだりしている。
 1人とダンディに告げて厨房付近のテーブルに取り付く。
 基本的に立呑み形式で相席必須。
 御飲物どうされます?と言われビールを注文。
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 クーラーボックスから自分で取り出すスタイルと聞いていたがオネーサンが出してくれた。
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 クラッシュアイスで冷やされたビールはキンキンに冷えている。
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 料理は奮発して一番高い大トロ一人前セット(3200円なり、2013年2月現在)を注文。
 名称は一人前だが2~3名様向けになっている。
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 まず酢の物(貝とカニ酢物)が来た。とよ定番のメニューの一つで帆立と蟹剥き身、万能葱がポン酢で和えてある。
 次いでメインが登場。
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 大ぶりにカットされた大トロが5枚、盛大にブチマケられた雲丹とイクラの下には河童巻きがある。
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 ビールをジルジルと啜りつつガヒッガヒッと喰べる。
 ネット情報によるとマグロは一頭買いして提供しているとの事。
 今回は大トロにしたが赤身にするともっと刺身の量が増えるらしい。
 大将は気さくなオッチャンで色々と話しかけて来る。
 午後4時30分開店て聞いてたから並ばなくていいようにちょっと前に来たつもりだったんだけど御客仰山おんねェというと「御客さんが待ってるからだんだん回転時間が早よなって午後の3時くらいからやってるんよ。」
 このアバウトさ、もう何かいろいろとどうでも良くなってきた。
 オッサン(もとへ、ナイスミドル)の垢抜けた気品のある佇まいに大阪の人間では無い(失礼)と見抜かれたのか「どっからおいではったん?」と聞かれる。
 信州から来たんだけどメッチャ寒いですねぇ、と答える。
 「そういえばスキーで長野に行ったことあるよ。大阪な、ここのところ寒いねん。外で寝とったら凍死してまうわ。
 夏は夏で暑うなるからそこらで寝とると脱水で具合悪くなる人がおんねん。救急車呼ぶのんが年2回ほどあるでぇ。この前なんかアル中の常習者が病院入りたなって自分で酒飲んでから救急車呼んどったでぇ。」
 冗談とも本気ともつかない話に御客たちが笑う。
 裏の墓地にほかしとく(捨てとく)訳にもいかんし大変やねぇ、とボケてみたが若干滑ってしまった。
 セットを摂取し終えて追加注文。
 冷たい料理とビールで気分は極地探検隊なので温かい酒とつまみを頼もう。
 黒糖焼酎の喜界島の湯割りを注文。
 ガスバーナーで炙る焼きものもとよ名物だ。
 まぐろのホホ肉あぶりと焼き雲丹を注文。両方ともハーフサイズ。
 御品書きに焼き雲丹が無く、オネーチャンに今日は無いのん?と聞くとあて焼というのがそうだ、と。
 焼くとこ見たいねんというと始まったらお声懸けますよってに、と。
 そのうちにゴォーッという音が聞こえる。早よ早よと呼んでくれたがちょっとモタモタしていたら雲丹のあて焼きは完成してしまっていた。くっ、残念。
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 雲丹は炙られたことで旨味が活性化されておりいい感じだ。
 海苔で巻きつつガヒッガヒッと摂取。
 惜しむらくは山葵だ。信州も静岡県と並ぶ山葵処なので山葵にはちょっと五月蠅い。
 次に来るときは本山葵を携えて来ようと思った。
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 そのうち又ゴォーッが始まる。今度は鮪の頬焼きの調理開始。これは或る程度注文数がまとまってから調理する。
 大将満面の笑みでピースしながら焼いてくれたが写真今一つで申し訳ない。
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 まぐろのホホ肉炙りが完成。万能葱があしらわれポン酢がかけられている。
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 こちらも炙ったことで旨味が増している。炙り焼きなのでステーキでいうところのミディアムからミディアムウェルの火加減で適度な歯応えもいい感じだ。
 この2品は是非オーダーをお勧めする。
 午後5時ころになると徐々に人が増えて来た。
 店の前を通りがかる人にも○○ちゃんとか久しぶりやねぇ、旅行から帰ったん、とかスタッフが声をかける。
 喫茶Yもそうだったが繁盛店の店主達は客覚えに長けている人が多い。
 来る客来る客皆笑顔で地域の人に愛されているのが感じ取れた。

 一気に飲んだせいか急に酔いが回ってきた。
 はまちの造りとてっさ(河豚刺し)とかまだ興味のあるメニューがあったのだが........。
 「ここに河豚入れてる親父、顔見せへんと思ったら河豚の肝に中(あた)って入院しとったわ。これで5回目やでぇ。何考えてんのや。アホや。」
 大将と客の掛け合いが続く中、御勘定して貰い帰路に着く。
 2-3人で行って色々とシェアするのが一番いいのだろうね、ここは。
 良い意味での大阪らしさを十分味わえました。
 路地での立呑み屋台だが、オープンな環境で女性スタッフも居て女性客だけでも行き易そうな印象だ。 
 トイレも簡易ながら水洗のものが設置されているので長時間の呑みでも大丈夫らしいですよ。

<おまけ>
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 駅近くの看板。表現がざっくりし過ぎ。関東圏では先ずお目にかかれない表現だと思う。
 きっと違法駐車が絶えず、最初はバイクや自転車を駐めるな、的な内容だったのだろうが、天邪鬼な大阪のオッサンかオバサンが「ほな、一輪車やリヤカーはどうなんや。」とかしょーもないことを言ってこんな看板が出来たんかねぇ。
 
 
 
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喫茶Y カレーライス定食 [県外遠征(大阪府)]

 大阪出張の命を受け高速バスで大阪に乗り込む。
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 千里ニュータウンの手前で太陽の塔が車窓から見えた。
 ちょっと前に修復が終わったせいか古さを全く感じさせない。
 そのうちに近くで見てみたいものだ。

 梅田着は12時15分頃。昼御飯を摂取したいところだが時間が時間だけにどこも混んでいる。
 いつもなら梅田地下の串揚げの松葉に行って生ビールと串揚げで体を大阪用に調整するのだが今回は事情があって差し控える。
 ちょっと買い物をしてホテルに荷物を預けたら午後1時30分位になっていた。
 そろそろ御昼御飯をどこかでいただかなくちゃね。
 前から行きたかった喫茶Yに行ってみましょう。
 喫茶Yは日本橋のちょいめしアサちゃんと並ぶ大阪の大盛りの有名店で諸氏のブログで盛んに取り上げられている。
 喫茶店故営業時間は午前8時~午後6時で夜の部が無い。
 いつもは夜の午後9時30分頃梅田に着く便を利用しているのでまだ一回も営業時間内に間に合ったことが無い。
 今回こそはと意気込みつつ店を目指す。
 喰べログのマップをプリントアウトして来たのだが大雑把な地図で良く判らぬ。
 線路と道路の位置関係を頼りに進んでいくと何とか辿り着けた。
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 お昼時を外して来たのが奏功し店内には数名の客のみ。
 テーブル席に座ってカレーライス定喰、御飯少な目(800円なり、2013年2月現在)でオーダー。
 昼のお勧めはこのカレーライス定喰とY定喰でメインがカレーライスか丼かの違いとのこと。
 ここのカレーライスは独特の味だそうで非常に興味がある。
 カレーライス定喰の方にした。

 オーダーを告げると喫茶Yの名物ママがフライパンに卵とベーコンを入れて調理し出す。
 左程待たずに料理が来始めた。
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 小鉢3つと汁物、ベーコンエッグが次々と置かれる。
 カレーライス定喰をオーダーしているのでこれで終わりの筈も無く最後にカレーライスが来た。
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 これで一通り勢揃い。
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 右上から茹でブロッコリーのマヨネーズ掛け。
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 鶏の手羽肉とキムチ、韮の炒め物。
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 大根と豚肉の煮物。
 どれも味付けは甘目。
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 ベーコンエッグは卵4個とベーコン数枚。
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 汁物は油揚げの味噌汁かと思っていたが、口を付けてみると甘い味がする。
 油揚げに隠れていたが、蒟蒻、人参、玉葱等がどっさり入っていた。
 味噌汁では無くて豚汁だったんだね。
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 喰べ進むと肉団子みたいなのが出てきた。齧ってみると牛肉の団子で豚汁では無かったんだね、これ。
 最終的な料理名は具沢山の牛肉団子汁で確定にしましょう。
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 さて、メインのカレー。ネットでの評判は甘い、酸味があるとのこと。
 一口喰べてみると最初確かに甘い。
 そしてタマリンドの様な酸味を感じる。
 具は牛肉がメインで玉葱が少し混じっていた。
 カレーソースに中る部分は殆どが牛肉で占められている。
 牛肉のスパイス煮込みの御飯掛けと表現した方が正確かも知れん。
 ガヒッガヒッと喰べていく。
 おかず含めおかわり自由だが、これだけあれば普通は十分でしょう。
 オッサン(もとへ、ナイスミドル)はこの後もう一軒攻めたいので御飯を少な目にしたのだ。
 ベーコンエッグの黄身部分が皿に貯まっていたので追加でちょっと御飯を貰って卵掛け御飯風にして最後までいただく。
 ママに月曜日は店開いてる?と聞くと「私一人でやってるから、私に何かなければやるよ。」と。
 月曜日に帰るので朝サンドウィッチ喰べに来るねと予告して店を出る。
 店を出てからそういえば名物の一つハンバーグを喰べていなかったことを思い出す。
 定喰のおかずとして出ることも多いようだが今日は無かったね。
 ネット情報だと肉団子チックらしいので汁物に入っていたのがハンバーグと云えばハンバーグだったのかも。
 店の場所も覚えたしまた味わう機会があるでしょう。
 
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福すし 寿司折 [県外遠征(大阪府)]

 福すしホワイティ梅田店は梅田地下街ホワイティの中ほどに店舗がある。
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 上伊那から高速バスに乗り梅田に着く。いつも宿泊先をを曽根崎近辺に取るので地下街へ潜り中心部へと歩く途中に福すしが見えて来る。
 午後9時を回っているので店先にタイムサービスの品が並ぶ。
 実は店内で喰したことは無くお目当はいつもタイムサービスの寿司折だ。本当に嫌な客である。
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 数の子入り黄金巻き、鰯のうの花すし、鯵の棒すしを購入。宿泊先に戻ってゆっくり喰べる算段だ。
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 黄金巻きは数の子、卵焼き、干瓢といった黄色っぽい具が詰まった巻物、甘辛い干瓢の塩気で醤油をかけずにいただく。
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 鰯のうの花すしは鰯の握りの上におからが載せてある。おからはほんのりと甘く鰯の脂を中和させてくれる。
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 鯵の棒すしは〆られた鯵のネタとシャリの間に梅風味の山海月が挟んである。脂の乗った鯵と少し酸味の利いた具の取り合わせが面白い。日によってはバッテラや鉄火巻きも並ぶ。
 鮨は好きだが関西に来たときはあまり喰べない。
 関西のシャリは関東のものに比べて大変甘く、握り鮨にすると余計に気になってしまう。
 バッテラや押し寿司には合うのでたまに買って喰べはするのだが。
 福すしのシャリはあまり甘くないので喰べ易い。
 店内では握り鮨も喰べられるのでここならきっと美味いのだろうなと思うが、タイムセールの巻物にいつも目が眩んでしまう。

店舗情報
住所: 大阪府大阪市北区角田町梅田地下街2-8
TEL: 06-6312-9239
営業時間: 10:00~22:00(Last Order 21:30)
定休日:第3木曜日(奇数月のみ)
店のホームページ
http://www.fukususi.co.jp/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
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鶴橋風月 お好み焼き [県外遠征(大阪府)]

 久しぶりの大阪出張。高速バスで夜遅く梅田に到着、地下街へ潜入し先ずは松葉で串カツと生ビールで大阪用に体の調製を行う。サッと喰って宿にチェックイン、荷物を置いて夜の梅田に出掛ける。常宿の近くにあることもあって遅目の夕食には鶴橋風月を愛用している。
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 定番のお好み焼きの他にヤキソバ、烏賊ゲソ等の鉄板焼も結構イケル。初日は単独行だったのでガヒッガヒッとストイックに喰べていると何故か知り合いに合う。アンタ、京都に転勤になったはずなのになんで大阪、しかもこのピンポイントで再会するかね?再会を祝して奢って貰おうと思ったが連れがいるようで断念。
 翌日は職場の同僚と合流、とりあえず松葉で串カツ数本とハイボールを摂取、その後お好み焼きが喰べたいと言うので二日続きで鶴橋風月での夕喰となった。昨日と全く同じコースのような気がするがまあ良いや。
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 ぶた・いか・モダンを注文。ここは店員が焼いてくれる。
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 鶴橋風月自慢の麺は太目でモチモチしている。段々焼けてきた。完成まで12分ほどかかる。
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 完成写真、ソース、マヨネーズをタップリ塗って貰う。青海苔、途中で七味唐辛子をかけてハフハフ喰べる。ソースは甘目で伊那の喰い物に慣れている自分には丁度良い感じだ。
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 こちらは二日目、ぶた・いか、ぶた・えびで注文。焼けるのを待っていると奥さんから同行の御仁に電話が入る。何故か突然携帯でお好み焼きの写真を撮り、メールに添付して転送し始めた。普段、自分が喰い物の写真を撮っている光景を「いつもこのオッサンはこんなことばかりして」といった表情で見ているのに珍しいこともあるものだ。浮気でもしてないか疑われてるの?と訊くと御飯ちゃんと喰べてるか心配して電話がかかってきたから証拠の写真を送ったとの由。確かにこの御仁は喰が細く、仕事に熱中すると喰事を忘れることがままある。今日は大阪の雰囲気に呑まれたか串カツ、お好み焼き、ヤキソバ、サイドメニューと結構喰べていた。
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 あらかた喰べてしまったが、ヤキソバ、もやしロール、みそ豚炒め。どれもビールが進む。ちなみにヤキソバとお好み焼きは別々のソースを使用している。レジ横で購入できるので家でも色々楽しめる。いつも帰ってくると暫くの間取り付かれたかのようにお好み焼きを自作してしまう。

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阪神百貨店スナックパーク いか焼き & ちょぼ焼き [県外遠征(大阪府)]

 大阪と云えば粉もん。阪神百貨店地下1階のスナックパークでは一通り粉もんを楽しめる。
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 いか焼きは特に有名で1日に1万枚以上売り上げる日もあるようだ。行列が長い時もあるが列の消化が早いのでちょっと待てば購入できる。
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 いか焼き(147円なり)、デラバン(200円なり)を購入、今日は持ち帰りせずパーク内で喰べることにする。
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 いか焼きは小麦粉を水で溶いてゲソを混ぜてプレスして焼く。少し塩味が付いている。
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 ソースは中に塗られており生地はモッチリとしている。
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 デラバンは卵入りの豪華版。粉の美味しさを味わうならいか焼きかな。焼きたては美味さが一味違う。
 さて、続いてちょぼ焼きも摂取。ちょぼ焼きは形は全然違うがたこ焼きの源流とも称されているらしい。
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 正方形に焼き上げられている。ちょぼ焼き(126円なり)、ねぎちょぼ焼き(161円なり)を注文。
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 ソースとポン酢が選べる。ねぎちょぼ焼きはポン酢にした。
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 生地に蒟蒻が混じっている。たこ焼きの元祖とされるラヂオ焼きも蛸の代わりに牛スジ肉や蒟蒻が入っていたそうだ。見た目はお好み焼き風だが中の方はトロッとしており、たこ焼きの中身を連想させる。こちらも当然の如く焼きたてが美味い。
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串カツ松葉 [県外遠征(大阪府)]

 出張で神戸へ行くことになった。大阪に前泊予定。上伊那からは高速バスで移動するのだが、田舎の悲しさで1日2便しか無い。午後4時頃出発し大阪梅田着が午後9時30分頃になった。宿泊先に行く前にちょっと寄り道する。梅田地下街の一角にある串カツ松葉がお目当て。御堂筋線の入り口近辺、格安チケット販売店と鞄屋の間に店舗があり、大阪に来る度に立ち寄っている。総本店は新梅田食堂街にあるがこの支店しか行ったことは無い。
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 店舗は狭いので混んでいるときは皆同じ向きで体を斜めにして並ぶ。向かい合わせになれないので同行者がいる時は会話にちょっと一苦労する。
 ここは立ち飲みスタイルの店、取り敢えず生中を注文。最初は蓮根からいただきます。
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 目の前のバットから好きな串を取って喰べる。串の形や長さで料金が決まっている。100~150円程度で色々楽しめる。もちろん店の人に頼んで取ってもらうこともできる。冷めている串は暖め直してもらうことも可能。ソースはやや甘めでソースかつ丼のソースに似ている感じだ。下品だがいつもタップリ浸してしまう。
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 若どりは骨が目印。いわゆるチューリップ肉で少しカレー粉で下味が付けられている。これ大好きだ。
 キャベツは喰べ放題。手は目の前にぶら下がっている布巾で拭く。
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 カマンベールと生鮪が別メニューであるのを発見、早速注文。
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 カマンベールは塩で、生鮪は辛子醤油でいただく。カマンベールはトロッとしていて適度な塩味のおかげでビールが進む。鮪は意外と辛子醤油が合ってサッパリと味わえる。
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 御約束のソース二度漬け禁止の札。では、どうしてもソースが足りなくなってしまって窮地に陥った場合はどうすれば良いか。キャベツでソースを掬ってかければ良い。
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 最後は玉葱、これも好き。サッと喰ってサッと店を出る。立ち飲み、串カツで何となく一気に大阪気分に浸れる気がする。

店舗情報
住所: 大阪府大阪市北区梅田3大阪駅前地下街4号
TEL: 06-6341-9423
営業時間:平日および土曜日 10:00~22:00
           日曜・祝日 09:45 ~21:35
定休日:無休

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

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道頓堀くくる たこ焼き & 明石焼 [県外遠征(大阪府)]

 阪神百貨店地下1階スナックパークでまだしつこく粉もんを喰べる。折角だからたこ焼きも喰べたい。道頓堀くくるでたこ焼きを注文。
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 さて、ここで困った事態が生じる。たこ焼きも明石焼きも喰べたい。阪神百貨店限定の黒たこも味わわねばならぬ。いか焼き、ちょぼ焼きを既に摂取しており、全部喰べるのはさすがにキツイ。最近の中では一番真剣に悩む。ふと見るとたこ焼き4個と明石焼2個のセットのご多幸セットとやらがある。無事解決。
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 すかさずこれと黒たこ5個を注文。
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 ご多幸セット。店員にたこ焼きにソースとかつぶしと青海苔とマヨネーズかけてもよろしいか?, 明石焼に生姜と三つ葉入れてもよろしいか?と聞かれる。どんどん入れてください。蛸は脚と頭の部分が両方入っている。熱々をハフハフ喰べる。明石焼きも出汁が利いていてタップリ浸して喰べる。生姜は少な目にしてもらった方が卵の味わいが消されなくて良さそう。ちなみに明石焼きは地元では玉子焼と呼ばれている。
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 黒たこには生地にイカ墨が練りこまれており少しコクがある。長野のスーパー等で売っているたこ焼きと関西のたこ焼きの一番の違いは中身がトロッとしているかどうかに尽きる。スーパーのたこ焼きは中まで火が通っておりガチガチになっている。最近は関西風の中身がトロッとしたたこ焼きが伊那でも喰べられるようになってきていて嬉しい限りだ。
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