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プリエ・キャスレード 春の立食パーティー(前編) [宴会料理]

 プリエ・キャスレードで開催された某講習会に参加。プログラム終了後に立喰パーティーが開催され潜入してきた。
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 プリエ・キャスレードは伊那市の結婚式場の一つで春日公園下に施設が存在している。
 主賓の挨拶は例によって全く耳に入らず、テーブルの上を伺いつつ入念に捕獲のシミュレーションを行う。乾杯が済んでいざ摂取開始。
 今回の出席者の状況から最も早く絶滅が危惧されるのはしーすー。
 若い人が多いと先ず肉メニューに群がるのだが、中年以上はしーすーに向かう。
 このため参加者の年齢層を把握しておくのが大事な要素だ。
 くれぐれもボーっと挨拶を聞いているような愚かな真似(?)だけはしてはならない。
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 最初に幾つか確保する。生存競争に負けて雲丹の軍艦は入手できなかった。
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 オードブルはスカンピ(手長海老)のフリッター。
 ローストビーフ、サーモンの土台になっているのは茹卵の黄身を裏漉して甘酸っぱく調味したもの。
 水菜の巻物。もう一つのサーモンの巻物は鶏肉のペーストが使用されている。
 鰤のカルパッチョ風。紅白の梅花は寒天寄せで摂取可能。
 ここの料理にはスカンピが良く出て来る。シェフのお気に入りの喰材なのかも。
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 オードブルを取り分けてきた。スカンピの頭は喰べられないのだが、ついつい皿に載せてしまった。
 バイキングでも言えることだが料理は好きなものばかりでは無く、少量ずつ種類を多く入手してくるのが正しい。
 これは他の人が喰べるものが無くならないようにするためと、意外なものが美味しかったりするのでお腹一杯でもう喰べられなーいという事態を避けるためだ。
 2順目以降は好きなものを思う存分摂取しよう。
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 白身魚の香草焼き。周りのホワイトソースと一緒にいただく。
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 右隣は牛ステーキで大根卸しソースが掛けられている。大根卸の効能か肉が大層柔らかい。ブロッコリーとポテトフリット添え。
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 白身魚のソティー、トマトソース仕立て。少しスパイシー。
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 公魚の柳川風。牛蒡と一緒に卵閉じになっており上に散らされた三つ葉の香気がいい感じだ。
 自分としては山椒か七味唐辛子をちょっとかけたいなぁ。
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 サンドウィッチはカツサンドとツナ、野菜サンドの3種類。サンドウィッチも意外と人気だった。

 ちょっと長くなってきたので後編に続く。
タグ:伊那市
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松本東急イン 宴会料理2 [宴会料理]

 久し振りに松本東急インで立喰パーティー。
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 挨拶もそこそこに物色開始。内容は明かせぬが今回は若い女性が多く参加している。
 ところが遠くのテーブルにベースキャンプを設置したようで、自分の居るテーブルの周りは脂ぎったオッサンのみ。
 勿論御見合いパーティーでは無いのだが、ちょっと残念かも。
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 前菜の御造り。甘海老と中トロ、帆立の蒸し貝柱。
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 御鮨(しーすー)は鮪の赤身、生海老、鮭、鯛。
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 オードブル。左上は揚げ白身魚のエスカベッシュ。ちょっとスパイシー。右下は香味野菜の生ハム巻き。
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 野菜も摂らないとね。
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 左は有頭海老のグリルと白身魚のソティー。クリームソースをかけていただく。自分が取りに行ったときは魚のみで最初からこの状態かと思っていた。実は知人に話しかけられちょっと目を離していた隙に海老が全て消えていたんだね。このレポートを作成しつつ写真を見返していて海老の消失に気付いた。くっ.....口惜しや.....
 右はビーフストロガノフとバターライス。
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 牛赤身肉のミニステーキ。和風のソースをかけていただく。
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 天麩羅。海老、南瓜、椎茸、エリンギ、鞘隠元、抹茶塩でいただく。
 これも取りにいったら海老天だけ見事に消えている。何故?どれだけ海老好きが集まっているのだろう?。自分は椎茸の天麩羅が好きなので特に実害なし。
 左上は海老のフリッターのマヨネーズソース掛け。こちらは何故か残っていた。
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 デザートはムースとチョコケーキ、プリン。勿論全部試す。
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 フルーツ。
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 締めのなめこ蕎麦。自分は伊那へ戻らなければならないので烏龍茶をひたすら飲む。周りのオッサンたちは松本市内在住。タクシーを利用して帰る腹心算でビールを飲みまくっている。ただでさえ松本も寒いのに会場の気温を大幅に低下させる寒いオヤジギャグの連発が始まったので早々に退散。
 翌日の新聞のお悔やみ欄に凍死者の記載が無いことが確認でき一安心。
タグ:松本市
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東急イン 宴会料理(2011年冬) [宴会料理]

 2011年12月某日、オッサン(もとへ、ナイスミドル)は松本へ向かう。
 特殊な会議に呼び出されたのだ。会議に出なければならないのではあるが、基本的な役割は出された珈琲を飲んで黙って頷いていると言う難易度の高いものだ。
 無事会議が終わり宴会に出席。そういえば東急インでの宴会は久し振りだ。
 料理の写真を撮りつつ横方向に移動していたらいつの間にか上座のエリアに突入していたので慌てて下座に戻ってきた。
 参加人数、年齢の構成、各人の嗜好を思い出し捕獲のためのシミュレーションを行う。
 当然の如く挨拶は聞き流してスタート。
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 一番最初に無くなりそうなのはビーフのブラウンソース煮だろう。いつに無く機敏な動きで捕獲。
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 バターライスにかけていただく。良く煮込まれた牛腿肉はホロッと口中で崩れる。ソース部分も適度な酸味と苦味で牛肉やビーフシチュー系があまり好きでない自分でも美味しくいただけた。
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 牛フィレ肉のミニステーキ。ブロッコリーとジャガイモ添え。
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 裏に香味ソースが置かれていたのでかけていただく。ソースに気付かないで喰べてしまっている人がそれなりに居る。
 自分以外は酔っ払いどもだし、まぁいいや。
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 牛肉とパプリカのオイスターソース炒め。今回のメニューには何故か豚さんがおらぬ。
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 鰆の焼き物、法蓮草添え。これも裏にホワイトソースがあったのでしっかりかける。
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 センスの無い盛り付け且つ相性とか組み合わせは一切無視。
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 摂取の順番は気にせずオードブル系を攻めに行こう。
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 カクテル仕立ては2種類。
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 ハムの方は卵サンドに使うフィリングを挟んであった。海老の方は鯵の刺身が下に潜んでおりポン酢のような酸味のあるソースがかけてある。
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 鶏胸肉の唐揚げかなと思ったが、スパイシーな味付でフライドチキンに近い。レモン汁を適宜かける。
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 何故か焼き鳥。そういえば前にも見た。柏(鶏肉)と葱間の2種で唐辛子を好みでかける。
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 海老のマヨネーズソース発見。サラダもついているので捕獲してきた。

 会場内をウロウロしていると何か端の方にも料理があるのを発見。和喰コーナー発見!!!!
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 本来主役級である筈のしーすーがこんな隅に追いやられているとは。何か悪いことでもして表に出れないのだろうか。よし、判った。禊だと思ってワシが喰うちゃる。これで全部水に流せばえぇ(余計な御世話)。
 活き海老、鮑かと思わせてロコ貝、スルメ烏賊、鮪赤身。ガリ(生姜の甘酢漬け)もしっかり摂取、というかこれがかなり好き。
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 御隣に刺身の盛り合わせもあったのでガメて来た。甘海老(北陸だと最近南蛮海老と呼ぶみたい)、帆立貝柱、鰤の組み合わせ。
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 更に天麩羅もあった。和喰系の実力者達がこのようなところにしか行き場所が無いとは......。
 南瓜、海老、茄子、椎茸、スナップ豌豆で抹茶塩でいただく。
 おっと、茶碗蒸しも忘れるわけには行かない。
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 蓋を開けてみると表面に葛がひかれている。銀杏、海老、蒲鉾、三つ葉、椎茸が具として確認できた。
 そうそう、もう一つのオードブルを忘れていた。
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 笹の葉に包まれているのは鮭の焼き物の上に葱味噌を塗った田楽仕立て。
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 そろそろ満腹に近くなってきたなぁ。
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 デザートはフルーツ盛り合わせ。ちょっとカロリーが気になるしー、ということで泣く泣く見送る。
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 〆は信州らしく蕎麦。ナメコ茸、蒲鉾、浅葱でツユは暖かい。
 さて、退席しましょうか。

 
 
タグ:松本市
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ザ・プリンス パークタワー東京 モーニングビュッフェ [宴会料理]

 久しぶりの東京。たまには贅沢も良かろうとザ・プリンス パークタワー東京に宿泊する。そうは言っても寝るだけなのだが。
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 エントランス近辺からは東京タワーが良く見える。
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 客室部分は3角形のピラーとなっている。ホールから天井を見上げた状態。客室は残念ながらタワーと逆方向だった。
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 翌日の朝食は33回のスカイブッフェで優雅に戴く。
 窓から東京タワーが見える。
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 階段で登ったり、見にいったり当駄ブログを御覧いただいている方の中にはコイツはどれだけ東京タワーが好きなんだ、と呆れている方もおられようが気にしない。
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 春巻き、フライドポテト、茹で卵。
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 ラザニア、中華風の炒めもの。
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 ソーセージ、ベーコンはカリカリとしっとりの2種類。勿論両方捕獲。
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 スクランブルエッグ、魚介料理。
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 季節野菜の蒸篭蒸し。小芋、薩摩芋、人参等。
 蒸し料理は低カロリーでビタミンなどの熱による破壊が少ないので最近注目の料理法だ。タジン鍋もすっかり市民権を得て来ており自宅で楽しまれている方も多かろう。
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 パンケーキ。蜂蜜、メープルシロップ、チョコレートソースでいただく。
 眼の前で焼いてくれる演出が嬉しい。
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 ヨーグルトとサラダ。
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 デニッシュ各種。ホテルのパンをここぞとばかり楽しむ。
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 奥に見えているクロワッサンはなかなかイケていた。
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 群馬産豚肉のハム。
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 目の前で作って貰うオムレツもホテルの朝喰の楽しみの一つだ。
 具は4種類前後(ハム、マッシュルーム、チーズ、玉葱など)選べるところが多いが2種類にした方が美味しいね。
 人気喰材で値段が御安く且つ多彩な調理法が取れるので卵料理は3-4種類提供されていることが多い。
 オムレツなどには平気で3-6個位使用されているが、オッサン(もとへ、ナイスミドル)になってくると卵を2個以上摂取すると何か後ろめたく感じてしまう。
タグ:東京都
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天ぷら浜新 天麩羅コース & 天茶漬け(2012年 新春) [宴会料理]

 松本市の某株主総会後夕喰を松本市でいただこうという話しになった。
 会場から程近い天麩羅専門店天ぷら浜新へ行く。松本城からも徒歩2-3分なのだが裏通りの一方通行の道路に面しているため知る人ぞ知るといった店だ。
 店近くに1台分の駐車場がある。
 店内はカウンター数脚と小上がり、冬場は掘炬燵仕立てになっている。
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 今日は全員ドライバーなのでストイックに喰事のみ。天麩羅盛り合わせ(2500円なり、2012年1月現在)を注文。季節やその日によって違うがてんぷら10-12品程度が出てくる。
 天麩羅定喰もあるのだが天麩羅はやはり揚げたてに限るということで揚げたてが次々と出てくるこの形式が御勧め。
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 最初は蓮根と鱚。蓮根の天麩羅大好き。コリコリとした歯触りを楽しむ。
 鱚も上品な白身魚の旨味を味わえる。
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 附属の天ツユと塩があるので好きな方で喰べる。自分はいつもネタを半分にして両方使用する。
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 朝鮮人参と紋甲烏賊。朝鮮人参は意外と柔らかく薩摩芋の天麩羅のような歯応え。甘味と仄かな苦味がある。烏賊はWの形に切込みが入れられている。
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 銀杏と椎茸。
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 椎茸の裏には海老の身を叩いたものが詰められている。
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 めごちと牛蒡。1人2つずつだった。牛蒡は掻き揚げでは良く使われるネタだが単独もホクホクしてイケる。
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 海老。車海老だが天麩羅に適しているのは才巻海老と呼ばれるこのサイズ。
 揚げたての真価が味わえるのはやはり海老だろう。
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 これは喰べ終わりではなく頭と尻尾も揚げられて出てくる。先程の椎茸に使用された海老のものを使用。
 頭はパリパリしていて香ばしい。
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 口直しに香の物が出た。蕪と野沢菜。若僧は漬物一切駄目ですー、とか言うので殆ど自分がいただく。
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 コースの最後は穴子と獅子唐。獅子唐は全員当たりなし。たまに獅子唐は唐辛子並みに辛いのがあるが、先祖返りでは無く近縁の唐辛子との交雑で辛くなると以前聞いた気がする。
 御飯物もいただきましょう。御飯と赤出汁の味噌汁で〆るのも良いが、ここはまた天茶漬け(1000円なり、同)しましょう。若僧はミニ天丼(800円なり、同)に興味があるようだが、次の機会にでも。
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 さて、開けてみましょう。パカッ、いやーん。
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 天茶漬けは暖かい御飯の上に天麩羅を載せて出汁を張ったものだ。
 天麩羅は海老と海苔が2つずつ。三つ葉と柚子の香りが爽やかだ。
 浜新に行く機会があったら是非味わっていただきたい。熱いうちにハフハフいいながら摂取することも忘れずに。
 天麩羅を結構喰べたのだが専門店の天麩羅は不思議ともたれない。
 帰宅してから冷蔵庫の残り物をつまんでしまったのは内緒です。
 
店舗情報
住所:長野県松本市大手3-6-1
TEL: 0263-32-6789 ‎
営業時間:18:00~23:30
定休日:水曜日。
店のホームページ
http://www2.c16.jp/19-0247/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:松本市
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松本ホテル花月 宴会料理 [宴会料理]

 2011年夏、オッサン(もとへ、ナイスミドル)は松本市の老舗ホテルの一つ、松本ホテル花月に呼び出された。
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 ここで開催される会議及びその後の宴会に参加せよとの命を受けたのだ。
 会議は恙無く終了し、宴会場へと移動。
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 オッサン(これはナイスミドルではなく主賓)の挨拶長いしー、聞き取りにくいしー、何云ってるかアタシ、わかんなーい。
 空腹のため人格崩壊を生じつつあったが宴会スタート。
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 御造りの小鉢を捕獲。
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 真鯛、甘海老、するめ烏賊、珍しいのは鯵のなめろう(鯵のたたきに味噌や葱等を混ぜたもの)の海苔巻き。
 喰用菊の花びらが散らされている。
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 しーすーは鮪赤身、サーモン、真鯛。ガリ(生姜の甘酢漬け)をごっそりいただく。だが、後の人の事もちゃんと気遣えるのが真のダンディズムというもの。1枚だけ残して置きましょう(実際のところは参加メンバーはほぼ固定でガリは自分しか喰べない)。
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 パスタは浅蜊と小松菜のボンゴレ風。 
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 オードブルは勿論、全種捕獲。
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 野菜のテリーヌ。紫のは豆腐の味噌漬けだったかな?、ビーフンを衣にした海老擦り身の揚げ物、プチトマトのジュレ仕立て。サーモンとチーズ。
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 牛腿肉のステーキ。
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 白身魚のグリル。トマトソース添え。
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 サラダ。ドレッシングは胡麻クリーミー。
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 デザートで〆ましょう。
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 フルーツとティラミスの盛り合わせ。 
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 んー?良く見たら何かティラミスじゃないかも。チョコレートババロアだったんだね。
 この後の予定もあるので一通り賞味して撤退。
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割烹だるま 秋の宴会メニュー & いつもの(PG-18相当) [宴会料理]

 だるまで職場の宴会があり、参加する。今回は秋バージョンを紹介。だるまは伊那市の老舗の料亭でいなっせのすぐ近傍に店舗がある。2階と3階に座敷が設えられている。
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 所用でちょっと遅れて到着したのでもう料理が並べられていた。
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 まず、御造り。鮪の赤身、鰤、帆立貝柱、真鯛、サーモン。香の物。
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 茶碗蒸し。海鞘(ほや)の饅(ぬた)。海鞘は臭みが無く久しぶりに美味しく喰べられた。饅は葱を使った味噌と酢の和え物をいう。オッサンになってきたせいか最近はこういうものが好きになっている。果実酒の喰前酒。
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 茹で松葉蟹、栄螺(さざえ)の壷焼き。吸い物は鯛の切り身と蓴菜(じゅんさい)、人参、三つ葉。
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 蛸の桜煮。身は柔らかく味が染みている。これも好きだ。一緒に炊かれた大根も旨い。大豆、絹莢豌豆、人参。これは是非味わって欲しい。
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 鮎の塩焼き。蓼酢(たです)で戴く。鮎は子持ち鮎だった。隣は栗の渋皮煮。毬(いが)は煎餅生地(せんべいきじ)と抹茶素麺(まっちゃそうめん)で拵えてあり喰べることができる。秋らしい粋な演出だ。
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 天麩羅盛り合わせ。海老は三色霰(さんしょくあられ)を衣にした変わり揚げ。舞茸、蓮根、獅子唐、南瓜、梅の天麩羅、これは甘く煮付けた梅で女子に好評だった。
 ここまでの時点で結構喰べているのだが、だるまはまだ許してくれない。
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 牛肉の素焼き。玉葱の上の味噌か、紅葉卸の入ったぽん酢でいただく。しめじ、茗荷、アスパラガスのズッキーニ巻き。レッドパプリカ。
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 加薬御飯(かやくごはん)。具は油揚げ、柏肉(鶏肉)、糸蒟蒻(いとこんにゃく)、人参、椎茸。1合位ある。
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 デザートはメロンとオレンジ。
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 いつものおまけ。また、伊那谷珍味三点盛りを頼んでおいたのだが、到着が遅れたおかげでかなり喰いあらされている。蝗(いなご)、蜂の子、ザザムシ。蝗は一匹しか残っていなかった。

店舗情報
住所:長野県伊那市伊那荒井元町3386
TEL: 0265-72-3168
営業時間:9:00〜21:00
定休日:日曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

タグ:伊那市
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マリエール伊那 立食パーティー(2011年 初夏) [宴会料理]

 マリエール伊那の研修会に参加。
 実技講習付きで参加者は先生に教えてもらって実際にやっているのを横目で見る。
 オッサン(もとへ、ナイスミドル)は実はちょっとシャイなので手を出さない。
 全てのプログラムが終わり立喰パーティーの会場へ足取りも軽く向かう。
 カメラの準備をしているのをみて他の参加者曰くpunchitiはこれからが本番だねぇ、と。
 何しに来ているのか既に不明になっているのが哀しい。
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 挨拶も短く済み、さて摂取しましょう。
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 先ずしーすーを幾つか確保。今日の面子ではこれが一番絶滅の危機に瀕しているのは間違いない。
 保護してやらねばなるまい(胃袋の中に)。
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 取り敢えず鮪赤身、真鯛、帆立貝柱、雲丹軍艦をチョイス。
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 オードブルはローストビーフ、テリーヌ(蟹蒲鉾、穴子)、白身魚のムースのぱい包み。ハムのチーズ巻き。ブラックペッパーのまぶされたハム(これのチーズ版が好きなのだが名前がわからぬ)、蟹蒲鉾のドレッシング和え、春巻き。
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 意地汚く一通り捕獲してくる。オッサン(もとへ、ナイスミドル)は練り物の類が大好き。
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 牛モモ肉のステーキ、ドゥミグラスソースがけ。
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 参加者の一人はこればっかり攻める。若いネェ。
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 和食系のオードブル。鰻の蒲焼、厚焼き卵、山桃の実の寒天寄席、蛍烏賊の塩辛。
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 一緒に参加した新人の若僧はそれ、蛍烏賊のゼリーですか?と馬鹿なことを聞いてくる。
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 里芋と豚三枚肉の煮込み。莢豌豆添え。こういうのは見た目は地味だがしみじみと美味しいネェ。
 そういえば里芋と烏賊を煮たやつも好き。
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 スモークサーモンは香味野菜の入ったビネガーソースでいただく。
 中華点心。海老と翡翠餃子、小龍包。
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 肉を攻めていた同僚がいつの間にかこちらに移動してきて果敢に蒸篭の2段目を持ち上げる。
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 一段目は小包子と中華ちまき。Good Job!!
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 汁的なものというかスープ系は今回無いみたいだね。
 オッサン(もとへ、ナイスミドル)は水分が無いと御飯が喰べられない。
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 ムール貝と海老のクリームソースがけ。
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 帆立貝柱のトマトソース仕立てだと思って持ってきたがちょっと様子が違う。先程の若僧が中はお米でしたよ、それ。と云う。
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 周囲はベーコンで囲まれていて割を入れてみると魚の身をほぐしたものが詰められている。
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 厨房に尋ねてみるとソールメダイヨンだというので舌平目を使用しているようだ。何で米だと思うのか全く持って不明。
 この若僧は真面目ないい子なのだが.......ちょっと浮世離れしたところがある。僕、料理するのも喰べるのも好きですとか云うのだが.........。
 女の子とデートの時とか手料理とか作ってくれた時に頓珍漢なこと云ってると嫌われますぞ。
 でも、薀蓄を垂れまくるより一言美味しいねの方が好感度が高いかも?

 自分も含めこのような味音痴共に料理を提供しなければならないシェフの胸中を慮るとちょっと涙が出そうだ。
 
 気を取り直しデザートを終盤に攻める。
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 御馳走さまでした。

店舗情報
住所: 長野県伊那市西春近上島2190-1
TEL: 0265-78-4122 ‎
営業時間:
定休日:
店のホームページ
http://www.marriyell.jp/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市
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マリエール伊那 立食パーティー(2011年 春) [宴会料理]

 マリエール伊那で研修会が開催された。自分のいる部門とは違う部署が対象だが、講師の先生が知己なので強引に参加してみた。
 研修を受け、最後の質疑応答にもキチンと発言、単に喰事目当てでの参加では無いことを周囲に印象付ける。セコい作戦だがこれは凄く重要。
 さて、研修後の立喰パーティーにもしっかり参加しましょう。会場に一番乗りしてメニューを吟味。主賓挨拶のマイクの設置場所を確認し自分の立つ位置を決める。1歩の距離の差が命運に関与するのだ。
 挨拶も短く済み、乾杯後は会場が戦場と化す。
 まずしーすー。雲丹、タラバガニ、鯛、鮪赤身、蒸し海老、イクラなり。
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 比較的高齢の方が多かったせいか刺身を含め生モノが比較的残っており、容易に捕獲できた。
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 刺身はイクラ、烏賊、鮪刺身、鯛、帆立の貝柱、牡丹海老。
 一番若い参加者の皿をふと見ると海老の頭が堆く積まれている。どんだけ、海老が好きやねん。ちょっと呆れつつも自分も大根のつまを山盛りにして楽しむ。前にも書いたが業務用のつまを作る機械が欲しいなぁ。
 サラダはシーザードレッシングをかけていただく。
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 真ん中にはスモークサーモンが飾られており、若い人はこれだけ持っていく。ちゃんと野菜も喰わんと駄目よ。
 ローストビーフ。
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 ちょっと薄味。もしかして上にかけるグレヴィーソースがあったのかな?見落としているかも。
 蛸のカルパッチョ仕立て。
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 真ん中に吸盤付きの足、周囲はスライスされた身が敷き詰められている。一つだけ逆向きのオレンジスライスが気になる......。中華風ドレッシングをかけていただく。
 鯛のムニエル、トマトソース仕立て。
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 今日のトマトソースは美味。少し酸味のあるソースが白身の魚に合う。
 フライは形状からカキフライかなと思ったがバラしてみるとムール貝だった。
 スープも盛ってみる。
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 鱶鰭、金華ハム、干し貝柱が具になっており、濃厚。
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 春巻きもあった。
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 黄韮と海老が具、焼き塩を振っていただく。
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 白身魚(ムツかな?)の唐揚げの中華風。
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 油淋鶏のような甘酸っぱいタレがかかっている。これ気に入った。
 サンドイッチ。
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 ツナ、ハムサンド、ポテトサラダ、野菜サンド。
 ツナサンドが好きなのでこれだけガメたいところだが、ダンディズムに反するので自粛。
 デザート。今日は種類が多い。
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 欲張って全部試したら後で胸焼けしかけてしまった。
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 フルーツ。
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 御馳走様でした。

店舗情報
住所: 長野県伊那市西春近上島2190-1
TEL: 0265-78-4122 ‎
営業時間:
定休日:
店のホームページ
http://www.marriyell.jp/

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ホテルオークラ 宴会料理(後編) [宴会料理]

 2009年ホテルオークラでの立喰パーティーの続き。
 会場内をウロウロしているとパエリアがあった。
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 有頭海老、ムール貝、黒オリーブ等が使用されている。
 ブイヤベース風の野菜スープ(?)発見。
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 スープはサフランで色付けされたっぷり魚介も入っているのだが野菜も結構入れられている。左下のガーリックマヨネーズを少し落としていただく。
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 会場内には梶木鮪を模した氷像が飾られている。
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 この一角では帆立貝柱や梶木鮪のグリルを提供していた。
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 ハムは塊から切り出して提供される。
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 ラム肉料理もちゃんと出されている。
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 格式の高いホテルほど羊肉料理を取り入れていることが多い。丁寧に調理された羊肉の美味しさは格別だ。
 機会があれば是非味わってみて欲しい。独特の匂いだけで敬遠するのは大層勿体無いことだ。
 さて、そろそろデザートコーナーをみてみましょう。
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 おぉー、豪華だ。ガトーショコラ、クリームブリュレ、ミルフィーユ、タルト、抹茶のモンブランなどが並ぶ。
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 アイスクリームには特製のミックスベリーソースがかけられる。
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 さあ、珈琲をいただいて帰りましょう。
タグ:東京都
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