マダム・タッソー東京に行ってみよう(前編)(PG-18相当) [風景など]
東京出張で所要をこなし夕方に自由時間を捻出できた。
夕喰にはまだ早いしどうするか暫し思案。
マダム・タッソー東京の存在を思い出し行ってみることにした。
JR山手線新橋駅からゆりかもめに乗り換えてお台場海浜公園で下車しデックス東京ビーチを目指す。
駅から徒歩1~2分といったところでまず迷うことは無いだろう。
駅から歩いていくと地上に降りることなくデックス東京ビーチの3Fに入ることができる。
マダム・タッソー東京のエントランスは同じ階の奥の方にある。
係員に荷物預かりの有無を問うと向かいのジョイポリスにコインロッカーがあると云われて荷物を預けてきた。
オッサン(もとへ、ナイスミドル)の料金は1900円(2013年4月現在)なり。
インターネット経由で前売り券を入手しておくと1450円(同)になり尚且つ優先的に入場できるらしい。
平日の午後のためか特に入場待ちの行列も無くすんなりと入場できた。
入口脇にはマツコ・デラックス氏が控えている。
展示場は6階にあるので専用エレベータで移動。このときにちょっとサプライズがある。
ここで書いてしまうと意味が無いので自分の目で確かめて欲しい。
6Fに着いてエレベータの扉が開くとフラッシュの明滅と共にシャッター音が鳴り響いた。
ここへは御忍びで来た筈なのにどこかで情報がダダ漏れになっているのかと一瞬戸惑う。
パパラッチをイメージした設定でターゲットはオッサン(もとへ、ナイスミドル)ではなくジョニー・デップ氏だった。
歩を進めていくと館内は幾つかのエリアに分かれていた。
最初のエリアは「世界のリーダー」。
小泉純一郎氏、石原慎太郎氏、バラク・オバマ氏、ネルソン・マンデラ氏、ダライ・ラマ氏、チャールズ皇太子夫妻、故ダイアナ妃ら錚々たるメンバーが佇んでいる。
これらのフィギュアは自由に触ったり撮影できるところが良いね。
単独での来訪でも係員が撮影を代行してくれるのでここぞとばかり撮りまくることができた。
アメリカ大統領の執務デスクに座ってみたり、演説の時に良く見る台の前に立ってみたりする。
王座をイメージした豪華な椅子があり座って撮影して貰ったができあがりは某北の先代の将軍様みたいで残念。
係員に、これまるで○○○みたいですよね、と云うと「そんなことないですよ~~」とか言いつつも笑いをこらえきれずに吹き出す始末.........修業が足りませんよ。
ダライ・ラマ氏。
頭部をアップで見ると毛が一本一本植え込まれている。
この中では石原慎太郎氏が180cm位あるのは前から知っていたが、182cmのオッサン(もとへ、ナイスミドル)より背の高いフィギュアが多い。
今回の人選がたまたまなのかも知れないがちょっと驚き。
こういったリーダー達には大物感を演出するためのスタッフが付いていて演説台の高さ等の舞台装置の設定やメーキャップ、服装等がプロデュースされていたりする。
このため実際の身長よりも大きく感じたりするのだが......。
お次のエリアは「スポーツ選手」
割合日本人のフィギュアが多い。
王貞治氏は若々しい現役時代を再現している。
胃癌の術後の姿の方が記憶に新しいので少し違和感があるね。
ダルビッシュ有氏は一際高身長で見上げる感じ。
係員のオネーチャンに自分が182cmだけど10cm以上高いよねと話しかけるとwikipediaだと196cmだそうですよと教えてくれた。
ここで鉄板のギャグを披露。
(元妻の)紗栄子は背が低いから(ダルビッシュと)一緒に並ぶと膝位までしか無いんじゃない?
しっかりウケました。
この係員のオネーチャンはちょっとアレな人みたいで横綱千代の富士関に見入っている女の子たちに千代の富士は特に腋毛に注目ですよ、とかアナウンスしている......大丈夫か?
マリア・シャラポワ氏も結構身長が高い。wikipediaによると188cmとある。
さすがに指紋までは再現されていないが指も造り込んである。
ちょっと余計なアングルから..........反省してます。
このエリアから出ていこうとしたら下の方に誰かおるやんか。
ひっそりとベッカム氏が腹筋中.....最初気付かずに通り過ぎてしまった。
3つ目のエリアは「ミュージック・スター」
マドンナ氏やエルヴィス・プレスリー氏、マイケル・ジャクソン氏らに混じってAKB48の大島優子嬢が微笑む。
係員のオネーチャンがこの衣装は紅白歌合戦で実際に着た物を大島さんが提供してくれたんですよ~と解説。
先行していた女の子達が大島優子嬢に後ろから抱きついて写真を撮っていたのでオッサン(もとへ、ナイスミドル)もそれに倣う。郷に入っては郷に従えと云うしね(←違う)。
後で写真を確認すると変質者が女の子を襲っている様な絵面だった。
後ろから抱き付く形なので必然的(?)に手がオッパイ部分を鷲掴みにすることになる。
帰ってから同僚に見せたらこの点も批判を浴びた。
ネットで検索してみると大島優子嬢の蝋人形御披露目時の記事が幾つかヒット。
お値段は1体1900~2000万円だそうですよ。
ミュージック・スターのエリアには撮影用の小物が用意されている。
マドンナのブースでは金髪の鬘、プレスリーのブースではサングラスとレイといった具合だ。
勿論持参していくことも可能なので事前にポーズやファッションを研究していっても良い。
このエリアを過ぎると蝋人形作成の様子が紹介されている。
金属製のフレームでポーズを決めて蝋で肉付けしていく。
制作途中の物はパパイヤ鈴木氏を作ってるかと思っていたが違った。
葉加瀬太郎氏でした。
マダム・タッソーのフィギュアもあるね。
マダム・タッソー(1761-1850)はマリー・タッソーといいフランス革命の頃に生きていたフランス生まれの蝋人形作家だ。wikipediaの記載を要約する。
マリーの母は内科医のクルティウスの家政婦で、クルティウスは解剖模型を蝋で作っており、この技術をマリーに伝授した。
マリーは非凡な才能を発揮し蝋人形作家として名が知れていった。
王室近辺からも注文を受け親しくしていたため、フランス革命に巻き込まれ処刑されそうになった。
ところが才能を惜しまれ革命の犠牲者のデスマスクを造ることを条件に特赦となり、ルイ16世やマリー・アントワネットらのデスマスクを作成している。
クルティウスの死去後、彼のコレクションを託され自ら作成した蝋人形を加えて英吉利等で巡業をしていたが、ナポレオン戦争が勃発し仏蘭西へ帰国できなくなってしまった。
そのまま30年近く巡業を続け最終的に倫敦に戻って常設の蝋人形館を開いた。
現在では世界各地に分館が作られておりマダム・タッソー東京は14個目の分館にあたる。
ちょっと長くなってきたので記事を分割します。
夕喰にはまだ早いしどうするか暫し思案。
マダム・タッソー東京の存在を思い出し行ってみることにした。
JR山手線新橋駅からゆりかもめに乗り換えてお台場海浜公園で下車しデックス東京ビーチを目指す。
駅から徒歩1~2分といったところでまず迷うことは無いだろう。
駅から歩いていくと地上に降りることなくデックス東京ビーチの3Fに入ることができる。
マダム・タッソー東京のエントランスは同じ階の奥の方にある。
係員に荷物預かりの有無を問うと向かいのジョイポリスにコインロッカーがあると云われて荷物を預けてきた。
オッサン(もとへ、ナイスミドル)の料金は1900円(2013年4月現在)なり。
インターネット経由で前売り券を入手しておくと1450円(同)になり尚且つ優先的に入場できるらしい。
平日の午後のためか特に入場待ちの行列も無くすんなりと入場できた。
入口脇にはマツコ・デラックス氏が控えている。
展示場は6階にあるので専用エレベータで移動。このときにちょっとサプライズがある。
ここで書いてしまうと意味が無いので自分の目で確かめて欲しい。
6Fに着いてエレベータの扉が開くとフラッシュの明滅と共にシャッター音が鳴り響いた。
ここへは御忍びで来た筈なのにどこかで情報がダダ漏れになっているのかと一瞬戸惑う。
パパラッチをイメージした設定でターゲットはオッサン(もとへ、ナイスミドル)ではなくジョニー・デップ氏だった。
歩を進めていくと館内は幾つかのエリアに分かれていた。
最初のエリアは「世界のリーダー」。
小泉純一郎氏、石原慎太郎氏、バラク・オバマ氏、ネルソン・マンデラ氏、ダライ・ラマ氏、チャールズ皇太子夫妻、故ダイアナ妃ら錚々たるメンバーが佇んでいる。
これらのフィギュアは自由に触ったり撮影できるところが良いね。
単独での来訪でも係員が撮影を代行してくれるのでここぞとばかり撮りまくることができた。
アメリカ大統領の執務デスクに座ってみたり、演説の時に良く見る台の前に立ってみたりする。
王座をイメージした豪華な椅子があり座って撮影して貰ったができあがりは某北の先代の将軍様みたいで残念。
係員に、これまるで○○○みたいですよね、と云うと「そんなことないですよ~~」とか言いつつも笑いをこらえきれずに吹き出す始末.........修業が足りませんよ。
ダライ・ラマ氏。
頭部をアップで見ると毛が一本一本植え込まれている。
この中では石原慎太郎氏が180cm位あるのは前から知っていたが、182cmのオッサン(もとへ、ナイスミドル)より背の高いフィギュアが多い。
今回の人選がたまたまなのかも知れないがちょっと驚き。
こういったリーダー達には大物感を演出するためのスタッフが付いていて演説台の高さ等の舞台装置の設定やメーキャップ、服装等がプロデュースされていたりする。
このため実際の身長よりも大きく感じたりするのだが......。
お次のエリアは「スポーツ選手」
割合日本人のフィギュアが多い。
王貞治氏は若々しい現役時代を再現している。
胃癌の術後の姿の方が記憶に新しいので少し違和感があるね。
ダルビッシュ有氏は一際高身長で見上げる感じ。
係員のオネーチャンに自分が182cmだけど10cm以上高いよねと話しかけるとwikipediaだと196cmだそうですよと教えてくれた。
ここで鉄板のギャグを披露。
(元妻の)紗栄子は背が低いから(ダルビッシュと)一緒に並ぶと膝位までしか無いんじゃない?
しっかりウケました。
この係員のオネーチャンはちょっとアレな人みたいで横綱千代の富士関に見入っている女の子たちに千代の富士は特に腋毛に注目ですよ、とかアナウンスしている......大丈夫か?
マリア・シャラポワ氏も結構身長が高い。wikipediaによると188cmとある。
さすがに指紋までは再現されていないが指も造り込んである。
ちょっと余計なアングルから..........反省してます。
このエリアから出ていこうとしたら下の方に誰かおるやんか。
ひっそりとベッカム氏が腹筋中.....最初気付かずに通り過ぎてしまった。
3つ目のエリアは「ミュージック・スター」
マドンナ氏やエルヴィス・プレスリー氏、マイケル・ジャクソン氏らに混じってAKB48の大島優子嬢が微笑む。
係員のオネーチャンがこの衣装は紅白歌合戦で実際に着た物を大島さんが提供してくれたんですよ~と解説。
先行していた女の子達が大島優子嬢に後ろから抱きついて写真を撮っていたのでオッサン(もとへ、ナイスミドル)もそれに倣う。郷に入っては郷に従えと云うしね(←違う)。
後で写真を確認すると変質者が女の子を襲っている様な絵面だった。
後ろから抱き付く形なので必然的(?)に手がオッパイ部分を鷲掴みにすることになる。
帰ってから同僚に見せたらこの点も批判を浴びた。
ネットで検索してみると大島優子嬢の蝋人形御披露目時の記事が幾つかヒット。
お値段は1体1900~2000万円だそうですよ。
ミュージック・スターのエリアには撮影用の小物が用意されている。
マドンナのブースでは金髪の鬘、プレスリーのブースではサングラスとレイといった具合だ。
勿論持参していくことも可能なので事前にポーズやファッションを研究していっても良い。
このエリアを過ぎると蝋人形作成の様子が紹介されている。
金属製のフレームでポーズを決めて蝋で肉付けしていく。
制作途中の物はパパイヤ鈴木氏を作ってるかと思っていたが違った。
葉加瀬太郎氏でした。
マダム・タッソーのフィギュアもあるね。
マダム・タッソー(1761-1850)はマリー・タッソーといいフランス革命の頃に生きていたフランス生まれの蝋人形作家だ。wikipediaの記載を要約する。
マリーの母は内科医のクルティウスの家政婦で、クルティウスは解剖模型を蝋で作っており、この技術をマリーに伝授した。
マリーは非凡な才能を発揮し蝋人形作家として名が知れていった。
王室近辺からも注文を受け親しくしていたため、フランス革命に巻き込まれ処刑されそうになった。
ところが才能を惜しまれ革命の犠牲者のデスマスクを造ることを条件に特赦となり、ルイ16世やマリー・アントワネットらのデスマスクを作成している。
クルティウスの死去後、彼のコレクションを託され自ら作成した蝋人形を加えて英吉利等で巡業をしていたが、ナポレオン戦争が勃発し仏蘭西へ帰国できなくなってしまった。
そのまま30年近く巡業を続け最終的に倫敦に戻って常設の蝋人形館を開いた。
現在では世界各地に分館が作られておりマダム・タッソー東京は14個目の分館にあたる。
ちょっと長くなってきたので記事を分割します。
先日、黒柳徹子さんがご自分の人形のそばに立っているところを
テレビのワイドショー番組で見かけましたが、あれもマダム・タッソー
だったのでしょうかねぇ……。
by NONNONオヤジ (2013-05-17 13:12)
NONNONオヤジさん。こんにちわ。
精巧なものだとマダム・タッソー関連の可能性があると思いますが、ここには黒柳徹子氏は展示されていませんでした。人形の入れ替えもあるようですのでいつか御対面できるかも知れません。
写真を撮ったり触ったりできる展示は満足度が高いです。
by punchiti (2013-05-17 13:43)