すゞめ食堂 ローメン（普通盛り)

　伊那入船交差点近くの動物横丁をブラブラする。萬里本店がある横丁で入り口に幾つかの瀬戸物の動物達が展示されている。


　また亀、きりん、虎頭など動物にちなんだ名前の店が集まっている。今日のローメンのすゞめ食堂はこの一角にある。


　店内は小上がりとカウンター数席とこじんまりしている。

　メニューは5点のみと潔い。木札の空いたスペースには看板にもあるとんちゃん焼きが提げられていたものと推察される。

　まずジンギスカンを注文。数分で供される。

　肉厚のマトンで甘辛のタレに漬け込まれてから焼かれている。結構噛み応えがあり、スパイシー。ビールに合いそうだ。見知らぬオッチャンと世間話しつつローサイを待つ。

　ローサイは今までのレポートでメニューに何度か載っていたので気になっていた方もあるかも知れないが、要はローメンの麺抜き、蕎麦屋の天抜きに相当するものだ。ピーマンが入っている。
　この店にはチャーメンもあるのでついでに注文。

　チャーメンはローメンの麺だけ炒めたもの、とはいかずにローメンの肉抜きである。最初はチャーメン＋ローサイでローメンにするつもりだったが、世の中ままならないものだ。
　
　本題のローメン。少しトロミが付けられているがスープは殆ど無く焼きそばタイプのローメンだ。味はかなり濃い目で麺も柔らかくなく好みの固さだ。ここの麺の食感、食味は香ばしく中華の餡かけ焼きそばの麺を少し固くした感じに近い。ソースでは無く醤油ベースの味付けに感じる。肉はマトン肉だが殆ど臭みが無い。キャベツも歯応えを残した炒め加減だ。

　卓上調味料は酢、唐辛子、ソース、胡麻油、醤油。ソースを少しだけかけ足し、酢を加えるといい感じだった。
店の女将がおたぐりも喰べてけとしきりに勧めてくれるが、今度酒が飲める時にね。
　後で考えて見たらおたぐりも喰べていれば全メニュー制覇だった。惜しいことをした。

店舗情報
住所： 長野県伊那市坂下3308入舟会館
TEL： [phone]
営業時間：12:00～13:00、18:00～22:00くらい
定休日：不明

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

タグ：伊那市 伊那市ローメン